リハビリテーション科の高橋・佐藤による
医療講演「転倒予防教室」
を開催しました。
転倒は、身体的な要因(病気や加齢)や生活環境要因(敷居・床・履物)で起こるそうです。
まずは、皆さん自身の転倒危険度をチェックしてみましょう。
(チェックが多い人ほど、転倒する危険性があります)
~転倒危険度チェック~
この1年間に転倒したことがある。
横断歩道を青信号のうちに渡りきることができない。
1kmぐらいを続けて歩くことができない。
片脚で立ったまま靴下をはくことができない。
水にぬれたタオルや雑巾をきつく絞ることができない。
睡眠薬、降圧剤、精神安定剤を服用している。
日常サンダルやスリッパをよく使う。
家の中でよくつまづいたり、すべったりする。
この1年間に入院したことがある。
立ちくらみをすることがある。
今までに脳卒中を起こしたことがある。
今までに糖尿病と言われたことがある。
(新聞や人の顔など)目があまりよく見えない。
(会話など)耳があまりよく聞こえない。
転倒に対する不安が大きい、あるいは転倒が怖くて外出を控えることがある。
転倒を防ぐには、
①住まいの環境を整える。
(トイレ・階段・浴室に手すり、玄関など大きな段差には踏み台など)
②自分にあった履き物を選ぶ。
(足の甲の部分まで覆われている、かかとがしっかり包み込まれているなど)
③歩き方に注意。
(背筋を伸ばす、かかとから着地するなど)
④体操(運動)で、筋肉の柔軟性や筋力、バランス能力をつける。
(運動は主治医やリハビリスタッフなどからアドバイスを受けましょう)
ことが重要だそうです。
下の写真は、皆さんで『筋力をつける体操』をしているところです。
企画広報 ワタナベ