音樂無國界

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

1日目(ジャマイカ編)

ジャマイカ編で5年振りにブログ再開。

羽田空港からカナダのトロントまで12時間。

カナダ航空だったのだが、スタッフの対応がめっちゃ雑で面白い。

 

カナダの入国審査は今まで行った国の中で一番緩いと思う。

顔写真撮影も無し。

指紋も無し。

入国審査係の雰囲気も緩い。

 

乗り継ぎのため今日はトロントで一泊。

思ったより寒くなく、日本と同じくらい。

泊まるホテルの周り、ホテル以外なんも無い。

隣のホテルでフィッシュアンドチップス。

めっちゃ大盛りで腹パンパン。

明日は早朝からジャマイカへ向けて移動。

 

トロントは日本より-13時間。

781日目(モルディブ、さようなら!)

モルディブ最終日。

最後のモルディブ食を食べようと思ったがお腹が全く空いてなかったのでやめた。


朝から荷物をスーツケースと鞄につめる。

思ったよりか荷物が少ない。

人にあげたりしてかなり処分したからな。


ルフィヤ(モルディブの通貨)が余っている。

上手く使いきれなかった。

残ったお金でお土産?を買うことにした。

昨日のブログにも書いたがお土産と言っても、日本のみなさんに喜んでいただけるようなものはない。

「モルディブ人はこんなもの食べてます!」と知ってもらうためのものだ。


Music recognizes no frontiers.-120224-1


夜、最後の荷物詰めの追い込みをしていた。

チェックインは21:30。

空港島に21時過ぎに行けば余裕。

逆算をして20:45分ごろにホステル(隊員の宿泊施設)の前でタクシーを拾おうと思っていた。


20時にカツマタ支所長から電話が。

「今日も集会やってるみたいやから、タクシーつかまらんかもしれんよ。だから早くホステルを出た方がいい。」

ギリギリに言われても…。

20:30に荷物を詰め終わりタクシー会社に連絡。

私の携帯電話には8つのタクシー会社の番号が登録されている。

上から順にかけた1番目から7番目は繋がらず。

デモの影響か?

8社目は繋がったのだが「タクシーが無い。」

ヤバい。


しょうがないので港まで歩いて行くことにした。

空港島に行く船が出る港も普通にあるけば10分程だが今日は事情が違う。

25キロあるスーツケースとバックパック。

所長が手伝ってくださりバックパックを持ってくれた。

私はスーツケースを転がす。

伸び縮みするハンドルが付いてないので大変。

右の方が外れるかと思った。

汗だくになって港に到着。

ホンマに最後までドタバタ。

予定通りにいかない。


ドーニ(船)で空港島に渡る。

空港でモルディブ隊員伝統の?モルディブ国旗に寄せ書きをしたものをカツマタ支所長より授与される。

うれしい。

見送りに来て下さったみなさん、ありがとうございました。


チェックインして、出国審査の手前にあるエスカレーターの下でこれまたモルディブ隊員伝統の?一発芸をさせていただく。

私の場合、一発芸と言うほどのものではなかったけど。


出国審査に行くとカウンターのモ人の兄ちゃんが笑顔で「その服は最高だ。」

私がモルディブのナショナルチームのサッカーユニフォームを着ていたからだ。

私を担当してくれた兄ちゃんが隣にいたカウンターの兄ちゃんにも「おい、見てみろよ。」

気持ちよく出国審査を抜ける。


利用するのはシンガポール航空。

飛行機がデカい!


飛行機に乗りモルディブをあとに。


モルディブ、さようなら!

もう二度と来ることはないかもしれんなあ。

780日目(お土産)

朝食を買いにホタ(喫茶店?)に行く。

マレに来てからはほぼ毎日朝食はマスフニ。

マスフニは魚と玉ねぎとココナッツのみじん切りを混ぜたものを。

それをロシ(小麦粉を薄く広げて焼いたもの)に包んで食べる。

モルディブの朝食の定番。

私はこれがモルディブの食べ物の中では一番ウマいと思う。


その道中で前大統領のナシードさんに会った。

今回のモルディブでの騒動の中心人物である。

この人が騒動を起こしたわけではないが。

ホステル(隊員の宿泊施設)からほんの数十メートル。

握手をしてもらった。

「青年海外協力隊のものです。」

「そうですか?」

「明日、日本に帰るんです。」

「なんで?」

「任期が終わりなんで。」

「そう。」

「今回のことは残念です。」

「問題ない。また一緒に仕事ができるよ。」

私はこの前大統領のことが嫌いではない。

なんというかオーラがスゴい。

やっぱ一国を率いていくためには何か持っていないとダメなのだろう。


今日は帰国前の予備日としていた。

銀行の解約、荷物の郵送がスムーズに終わらない可能性があったからだ。

また明日が金曜で休日ということもあり。

予想を裏切り?全てやらなければいけないことが昨日までに終わってしまっていたので今日は完全フリー。

マレでフリーと言われても何もやることがない。


夜はマレ在住の邦人の方たちが送別会を開いてくれた。

旅行会社の人もいたので「『モルディブのお土産って何がありますか?』ってお客さんに聞かれるでしょ?」と聞いてみた。

私も明日帰国だからだ。

「よく聞かれます。その時は『特にありません。』って答えますね。」

ということでお土産ありません。

すみません。



ボランティア各位

本件は主にマレ在住者への注意ですが、全員に情報共有します。

1. 明日224日、午後4時からMDPの婦人部主体による集会が実施される予定です。場所は西海岸に近い社会教育センター(Social Education Center)、集会の後に付近行進の可能性もあるとのことです。新聞報道等されていませんので未だ不確実ですがご注意願います。

2. また、明日224日はイスラム保護に関する集会(シンポジウム)が予定されています。時刻は午後4時から6時とのことです。主催者は先般1223日に大規模集会を実施した”23 Dec coalition”です。下記URLを参照ください。ただし、直前の中止もあり得ます。

http://www.miadhu.com/2012/02/local-news/23-dec-coalition-to-hold-a-masssymposium-on-feb-24/

3. 両集会とも現状では過激な示威行動はないと思われますが、午後4時以降は原則自宅待機でお願いします。

4. 明日は公休日ですが、大きな動き等あればその都度連絡します。また携帯電話は常にお持ち下さい。

ではよろしくお願い致します。

JICA/JOCVモルディブ支所

779日目(日本に帰るだけ!)

午前は調整員のタカキさんと後任のフクイさんと3人でミーティング。

来週タカキさんがスリランカのシムラ所長とフェイドゥ・スクールを訪問されるとのことで。

アッドゥの状況を視察されるとのこと。

「とにかくカウンターパート(ボランティアと一緒に仕事をする人)が絶対に必要ですので、それだけは校長に強く伝えて下さい。」とお願いする。

このことは私ももちろん校長にお願いしていたが話しがあまり進まなかった。

これでカウンターパートを付けてくれるとよいのだけど。


その後、帰国時面談。

これは帰国する隊員全てに行われるプログラム。

調整員のタカキさん、カツマタ支所長と3人で。

内容は私の活動云々というよりアンケートみたいなものだった。


日本への航空チケットもらい、預けていたパスポートを返却してもらう。

事務所から借りていたものをこちらから返却。


郵送する荷物を持って郵便局へ。

番号札を取って順番を待つ。

自分の番がきてカウンターでEMSで荷物を送りたい旨を伝えると「中身は何?」

説明をすると「あっちの部屋に行って荷物をチェックしてもらって。」

指示された部屋に行くと、若い男性が小さな紙パックのジュースをいくつかにまとめてプチプチシートに包んでいる。

それを延々と。

「ジュースはプチプチに包まな危険だ。」とでも言われたのだろうか。

部屋が狭いので強引に入るわけにはいかない。

その作業を数分見つめる。

私の番が来て中身を見せる。

「何が入ってるの?」

説明をする。

「全部、箱から出さなだめですか?」

「いや、いい。」

一瞬で終了。

再度、順番を待ってカウンターへ。

料金はまあこんなもんかといった感じ。

同じ重さなら日本から送る方が安いのではないかと思う。


これでやらなあかんこと全て終了。

あとは荷物をまとめて日本に帰るだけ!



ボランティア各位


本件は主にマレ在住者への注意ですが、全員に情報共有します。


1. 明日224日、午後4時からMDPの婦人部主体による集会が実施される予定です。場所は西海岸に近い社会教育センター(Social Education Center)、集会の後に付近行進の可能性もあるとのことです。新聞報道等されていませんので未だ不確実ですがご注意願います。


2. また、明日224日はイスラム保護に関する集会(シンポジウム)が予定されています。時刻は午後4時から6時とのことです。主催者は先般1223日に大規模集会を実施した”23 Dec coalition”です。下記URLを参照ください。ただし、直前の中止もあり得ます。

http://www.miadhu.com/2012/02/local-news/23-dec-coalition-to-hold-a-masssymposium-on-feb-24/


3. 両集会とも現状では過激な示威行動はないと思われますが、午後4時以降は原則自宅待機でお願いします。


4. 明日は公休日ですが、大きな動き等あればその都度連絡します。また携帯電話は常にお持ち下さい。


ではよろしくお願い致します。

JICA/JOCVモルディブ支所

778日目(ムキムキ)

午前は引継ぎ。

今日は練習のスケジュールと内容について。

現地で引継ぎ出来ないことになったので、練習の最終日にセクション練習の動画を撮ったのでそれを見てもらった。

今日で引継ぎ終了。

思うことはやっぱり現地で引継ぎをやりたかった。

まあ事情が事情だけにしょうがないねんけど。


午後から空港島にあるホテル内にある美容室に髪を切りに行く。

美容師さんは日本人。

オーナーはあの牧瀬里穂さんのお母さん。


ホテル内のプールサイドにムキムキの日本人が。

美容師さんによると航空自衛隊の隊員さん達とのこと。

モルディブは日本と中東の間の中継地点になっているためだ。

年に数回寄ることがあるらしい。

777日目(聴いてて辛い)

早朝から野菜市場に行って青パパイヤを購入。


午前は引継ぎの会議。

今日は指導するメンバーひとりひとりの正確について。

ひとりひとりについて話していると顔が頭に浮かぶ。

ひとりひとりに様々なエピソードがある。


昼はソムタム(青パパイヤのサラダ)と空芯菜の炒め物。


午後はマジディヤ・スクール・バンドの練習見学にフクイさん(私の後任)と行った。

昨年の3月にも見学をさせてもらった時【439日目(モルディブ、日本人と一緒!) http://ameblo.jp/shin-higuchi/entry-10836654710.html 】より人数がだいぶ減っていた。

指導者は昨年と同じムインさん。
Music recognizes no frontiers.-120220-1

演奏は…。

なんというか…。

生徒は熱心にやっているだけに聴いてて辛い。


合奏とは別にOB?の人がメンバーを教えていた。

OBの人の楽器はアルトサキソフォン。

現役はテナーサキソフォン。

はっきりと確認できなかったが同じ指使いでOBの人が指導をしている。

同じ音が鳴るわけながい。

ソプラノリコーダーとアルトリコーダーで同じ指使いで同時に吹いて「同じ音鳴らんなあ」と思っているのと同じ。

ずっと違う音。

辛い。

途中で引き揚げさせてもらった。

このバンドにも正しい知識を持った指導者が必要だ。

776日目(時間の流れ)

朝から引継ぎの会議。

楽譜、バンドの活動内容等を中心におこなった。


ミネラルウォーターのサバ―が壊れて水漏れを起こしてドタバタだったり。

4階で漏れた水が3階にもいった。


昼は新隊員の方たちとタイ料理「チム・タイ」へ。

マレにあるタイ料理屋の中ではここが一番好き。

店の雰囲気が一番いい。


そんなこんなで一日が過ぎる。

アッドゥとマレでは時間の流れが違うように感じる。


ホステルの洗濯機も壊れて脱水が出来ない。

困った。

775日目(収束)

昨夜の集会は深夜まで行われ、人はたくさん集まっていたようだが大きな混乱はなかったようだ。

どうやら選挙が早く行われる方向になったとかで、事態も収束に向かっているようだ。

でも選挙があって前大統領が勝利すればまた混乱するのだろうか?


午前は魚市場へ。

シラトリさん(モルディブの最北の環礁で体育の先生をしている)と一緒にマグロのモツとアジを購入。

野菜市場に行って空芯菜を購入。


昼食は空芯菜の炒め物。


マレをぐるっと一周まわってみたが特に変わったところはない。


夕食はマグロのモツの塩焼きとアジ丼。

こんだけのモツで35ルフィヤ。

約179円。
Music recognizes no frontiers.-120218-1

マグロのモツは初めて食べたがウマい!

ウマい!…けどたくさん食べられるものではないな。

作ってくださったシラトリさん、ありがとうございます・

774日目(外出はしないでください)

今日は金曜なので休日。

マレで休日といっても過ごし方が分からない…。


なので空港島にあるホテルのプールに行った。

高かったけど。

まあ最後やし。

真水は海水と違ってサラサラして気持ちがいい。


港に黄色い旗をたくさん付けた船が2隻。

黄色は元大統領。

今日の夜に大きな集会があるので地方島から支援者が来たのかな?
Music recognizes no frontiers.-120217-1


今日の事務所からのメールに「本日17日マレでは夕刻16時以降、深夜にかけてMDP派の大集会が予定されています。各主要な地方島からも支援者がマレに集結するといわれています。外出はしないでください。」と書かれていた。

「外出は控えてください。」ではなく「外出はしないでください。」

こんだけストレートな連絡も珍しい。


なので16時以降はホステル(隊員の宿泊施設)でテレビを見ながらずっとじっとしていた。

テレビを見ていても特に大きな動きは無く。

人はたくさん集まっているようだが。

ホステルの外も落ち着いているよう。



ボランティア各位


1.本日17日マレでは夕刻16時以降、深夜にかけてMDP派の大集会が予定されています。各主要な地方島からも支援者がマレに集結するといわれています。外出はしないでください。


2.この集会に関し、在スリランカ日本大使館より注意喚起文書が発出されています。別添ファイルを開けて内容を確認し、理解してください。


3.本日17日の集会は各島でも行なわれる可能性もあります。危険リスクを考慮し、食料備蓄を怠らないでください。


4.島で集会が挙行された場合には決して近づかないでください。


5.住居の戸締り、防犯対策に厳重に注意してください。


6.島内に不穏な動きがあるなど、異常を感じた場合には直ちに支所(勝俣/高木)に連絡してください。


7.以下にJICA本部からの安全管理情報を転載しますので、熟読し、状況を理解してください。


JICA/JOCVモルディブ支所


モルディブ新大統領は選挙の早期実施に同意」インド幹部外交官

マレ(モルディブ)発のAP電によると、モルディブを訪問中のインドのランジャン・マタイ外務次官は16日、記者団に対し、モルディブの新大統領は、同国の政治的行き詰まりを打開するため、選挙を早期に実施することで同意したと明らかにした。

マタイ外務次官によると、モハメド・ワヒード・ハッサン大統領は、同外務次官との会談の際、「関係者全てによって実行可能であると考えられる出来るだけ早い時期に」選挙を実施することで合意したという。


《大使館からのお知らせ》


旧与党MDPの政治集会・抗議活動に対する警戒

1.本日2月17日夕方から夜間にかけ,マレ島において旧与党MDP支持者を中心とする大規模な政治集会が予定されています。主な目的は,モルディブの司法改革及び新政権への不服従を求めるものであり,場所はマレ島の津波記念碑付近,規模については明らかではありませんが,周辺住民島からも支持者が集まるとの情報があり,ナシード前大統領辞任以降連日行われてきた数百人規模を大幅に上回り,これまでで最大規模のものになる見込みです。

2.これまで行われてきたMDP政治集会は概ね平和的に行われているようですが,2月8日(ナシード前大統領辞任直後)には,MDP支持者による警察署の襲撃,車両・バイクへの放火事案も発生しており,政治集会から反政府抗議デモへと形を変え,暴力化する可能性も否定できません。

3.マレ島に滞在されている方におかれましては,不要不急の外出を控える,抗議活動に遭遇した場合には速やかにその場を離れる,マレ島以外に滞在されている方におかれましては,マレ島への訪問を控える等の配慮をお勧めいたします。


平成24年2月17日
大使館領事班・警備班

773日目(引継ぎ)

午前は銀行へ。

口座を解約するためだ。

4階だと思って行ったら2階のカスタマーサービスに行けと言われる。

ちなみにモルディブでは1st Floorは2階。

3rd Floorは4階となる。

今でも違和感がある。

2階のカスタマーサービスに行って書類とIDカードを提出。

すると「パスポートはないの?」

「持ってませんけど…必要なんですか?」

「はい。」

「2つ口座(ドルとルフィヤ)があるけど、この書類はドル口座の方だけやけど。」

「2枚書類がいるんですか?」

「はい。」

ということで事務所に戻る。

銀行行く前に事務所に寄ってモ人の女性スタッフに確認をしたら「IDカードだけで問題ない。」と言われたのでそうしたのですが…。

どっちにしろ書類が足りんかったらか戻らなあかんかってんけど。

書類を2枚用意して事務所からパスポートを受け取る。

パスポートは普段事務所の金庫に保管されている。


再度、銀行へ。

カスタマーサービスで書類を提出すると30分後に来るように言われる。

銀行近くのタイ料理屋で昼食。


30分後、三度銀行へ。

小切手にサインをする。

そのまま待つように指示。

途中で応対してくれたお兄さんが「もうちょっと待ってね。額が大きいでしょ。だから時間がかかるの。」

こういう気遣い、モルディブでは珍しい。

30分後、お金を受け取り無事終了。


昼からは後任の方に仕事の引継ぎ。

やっぱり現地で実際に仕事をしながら引継ぎをしないと1/10程しか伝わらないような気がする。

でも引継ぎを全くせんかったら、次の人に伝わるのは1/100程だろう。

それから考えると直接引継ぎを出来るだけマシか。


最近聞いた話。

この3月に任期を終える隊員。

この1月に前任者の引継ぎの書類や道具が職場の開かずの間から出てきたらしい。

前任者がきっちり残しておいてくれたのにも関わらず。

その隊員は「引継ぎの書類は無いの?」とモ人に聞いたら「無い。」と言われていたらしい。

…直接引継ぎできるだけマシか。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>