去年のこと。
~この松は、とても古くて、老長けているから心配しなくても大丈夫~
誰かが私に、教えてくれている…
そんな不思議な夢を見た日。
私は一生分の勇気をふりしぼりました…。
うちの向かいのお家には、背の高い古い松がありました
その松の木の上に、カラスが巣を作っていて、親ガラスが毎日エサを与えて子育てをしています
子ガラスに「ガー子」名づけ、その姿を毎朝大佐とほほえましく見守っていました
しかし、しばらく経ってガー子が大きくなっても、なかなか巣立ちません
よく見たら、ビニールひもが足にからまっていて、巣から出られないようなのです
このままではガー子が死んでしまいます
「よし次のワシの休みの時に、ガー子救出作戦を決行するぞ」
\(*`∧´)/
大佐は、大張り切り
そして、運命の日がやってきました
うちの塀に大佐がのぼり、隣の敷地の木の上まで届く長い棒の先にカッターを付けて、ビニールひもを切る作戦
失敗…
松の木が高すぎて、棒も安定せずうまくいきません
何度かチャレンジしましたが、結局、巣を棒の先にひっかけて、巣ごと地面に落としました。
親ガラスが頭上でギャーギャー騒いでいます
悲鳴のような鳴き声
ごめんよ~
すぐ終わるから心配せんとってね~
私が、ガー子を捕まえて、大佐がビニールひもをカット
足は、ひもがからまって骨が見えている状態でしたが、なんとかなりそうです
頭上にはカラス応援部隊が増えてきて、鳴き声がうるさくなってきました
( ̄□ ̄;)!!
さぁ。親のところへ行きなさい
離したところ、まだ歩いたことも飛んだこともないので、ガー子は道路でよたよたしています
一段とカラスの鳴き声がうるさくなったので空を見上げると、空がカラスで真っ黒になっています。
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
お向かいの工場の人も「カラスがうるさいですね、何かあったんですか?」と外に出てくるほど
でも、このままでは車にひかれてしまう
この子を、親のところへ無事に返してあげなきゃっ
でも怖いっ((>д<))
カラスに攻撃されるかもしれない
目ん玉をくりぬかれるかもしれない
私、死んでしまうかもしれない
どうする? 私??
私は…。
一生分の勇気をふりしぼりました…。
長いので、続きは次回に~
今日も読んでくださってありがとうございます
心からの感謝を込めて~