5月15日、四季の創立メンバーであり、大先輩の 【日下武史】さんが、スペインで静養中、誤嚥性肺炎のためお亡くなりになりました。

日下さんと初めて、ご一緒したのは劇団四季の「ロミオとジュリエット」
ついで「アンチゴーヌ」「べラックのアポロ」 

初めて、台詞を交わしたのは「ブレイキング・ザ・コード」

ドイツの暗号エニグマを解読したイギリスの天才数学者アラン・チューリングの生涯を描いたものです。

アランはゲイで、僕は盛り場でナンパされたボーイ、ロン・ミラー役でした。ミラーが原因で当時、タブーだったゲイであることが当局にわかってしまい、遂に彼は青酸カリで自殺します。映画にもなりましたが・・・
この舞台は高く評価され、新聞批評でも誉められ、僕が大きな役に挑む第一歩となった作品です。

 

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これは、その時に頂いた大切な秘蔵の1枚です。
24才ぐらいかな?(^^) 
日下さんは足元にも及ばない僕に、どかんと胸を貸してくださいました。

青★