小杉の漢方相談薬局 清水薬局のおやじです。
ニュースでご存知の方も多いと思いますがRSウィルスとマイコプラズマの感染による患者が増えています。
どちらも風邪の症状(上気道感染症)からひどい場合には肺炎を起こします。
RSは比較的発症が早く発熱も高いのに対し、マイコはじりじりと咳だけが残ってだるくて微熱が続くという感じです。
どちらも今は幼児の感染が多く報告されていますがそのうち大人や高齢者に広がることが予想されます。
前回にも書きましたが今年は夏が長く、気温の変化も激しいので身体が消耗しているため、免疫力が落ちています。その上ウィルスやマイコプラズマは乾燥していたり気温が低いと感染力が強まります。
感染症を防ぐためには感染源を減らす為の手洗い、うがいとマスクが大事です。特に手洗いは飛沫感染を防ぐためには重要でこまめに流水で手を洗う習慣をつけましょう。(手荒れしやすい人は水だけでも効果はあります。)
１月になればインフルエンザも増えてきます。今年は幸いなことに新たな新型インフルエンザは報告されていませんが(去年の新型は季節型に格下げされました)気を付けなければいけません。
風邪の感染の機会は必ずあります。初めに侵入してきた少しの病原体をやっつけられる力こそ 粘膜の力=免疫力です。
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