最近、とある人物が会計士試験を受験すると聞いた。

 

その方は東大理科Ⅲ類に入学し、在学中に司法試験に合格、そして医師国家試験に合格。

 

医療過誤の裁判の時に医師としての知識があれば役立つのではないかと言うのがきっかけらしい。

 

会計士を受験した理由はわからないが、おそらく楽勝で合格することだろう。

 

さて、履歴書に医師免許、弁護士資格、、会計士資格が書いてあったとして、採用する側の企業が是非とも採用したい人物になるか、そのような履歴書が最強と言えるだろうかということが問題になる。

 

私のお客さんには灘中→灘高→東大→ボスコン→マッキンゼー→一般事業会社にヘッドハンティングされて社長、という人物がいる。

 

皆様の周りにもきっといると思う。このような方と資格マニアの履歴書とどちらが最強だろうか。

 

別に自分に関わる問題ではないので、本人がいいと思えばそれまでなのだが、資格マニアは承認欲求の塊というか、今まで勉強でチヤホヤされてきたので、大人になってからも資格試験合格というわかりやすいモノを達成することでしか承認欲求を満たせない行動しか取れないに行動にいささか幼さを感じる。

 

資格試験に正解はあるが、実務に必ずしも正解があるわけではない。正解がある狭い世界で自分の才能を潰してしまうのはあまりに勿体無いと思うのは私だけであろうか。