東日本大震災から1年となる3月11日に全国各地でこれほど「脱原発」の集会やデモが行われているとは思いもよらなかった。

[11日 毎日]東日本大震災:反・脱原発集会 国内外で数万人参加
東日本大震災から1年の11日、東京電力福島第1原発事故を教訓に、反原発や脱原発を訴える集会が国内外の各地で開かれ、数万人(各主催者発表)が参加した。

この日は被災地・福島をはじめ、東京、大阪、札幌、福岡など大電力消費地、福井など原発立地自治体、被爆地・広島などで開催。参加者は「原発はいらない」などと訴えた。韓国やフランスなどでもイベントが催され、事故が世界に与えた衝撃の大きさを示した。

都道府県で行われた「脱原発」の集会やデモを可能な範囲でまとめた。

●北海道(約2500人)
札幌市中央区で「さようなら原発1000万人アクション北海道」集会とデモ。

●青森県(約1700人)
青森市で「さようなら原発・核燃3・11青森県民集会実行委員会」集会。

●秋田県(約200人)
大館市で「守ろう命、さよなら原発、復興支援 私たちにできること 3・11大館集会」集会とデモ。

●福島県(約1万6000人)
福島県郡山市で「原発いらない! 3・11福島県民大集会」集会。

●茨城県(約300人)
つくば市で「さよなら原発つくばアクション&パレード」集会とデモ。

●群馬県(約2500人)
高崎市で「力あわせる200万群馬 3・11さよなら原発アクション」集会とデモ。

●東京都(約1万人+約8000人)
日比谷公園で「3・11東京大行進」デモ、井の頭公園で「震災復興・なくせ原発3・11行動in東京」集会。

●神奈川県(約1200人+約1500人+約800人)
川崎市中原区で「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」集会とデモ、横浜市中区の他に相模原市、小田原市、平塚市、鎌倉市、秦野市など。

●長野県(約1800人+約600人+約600人)
松本市で「サラバ原発長野県大行進」実行委による集会、佐久市の他に伊那市、岡谷市、大町市など。

●山梨県(約400人)
甲府市で「さよなら原発・なくそう核兵器 3・11やまなし行動」集会。

●静岡県(約1100人)
静岡市で集会。

●愛知県(約5000人)
名古屋市で集会。

●石川県(約250人)
金沢市で集会。

●福井県(約1200人)
舞鶴市で「原発ゼロ・アクションin舞鶴」集会とデモ。

●三重県(約130人+約250人)
津市で「原発反対三重県民会議」と「原発おことわり三重の会」、名張市で「3・11 さようなら原発集会in名張」集会とデモ。

●京都府(約6000人)
京都市東山区で「バイバイ原発3・10京都」集会とデモ。

●奈良県(約500人)
奈良市で「3・11 原発ゼロ、震災復興をめざす集い」集会とデモ。

●大阪府(約1万人)
大阪市でデモ。

●和歌山県(約1500人)
和歌山市で「いのち守ろう!3・11和歌山県民大集会」集会。

●兵庫県(約2500人)
神戸市で集会。

●岡山県(約600人)
岡山市でデモ。

●島根県(約400人)
松江市で「ノーモア・フクシマ!~どうする島根原発!!~3・11集会」集会。

●広島県(約2000人+約400人+約300人)
広島市で「さようなら原発1000万人アクションinヒロシマ集会」、「さよなら原発ヒロシマの会」、「内部被曝(ばく)はいやだ!原発はハイロ!!」集会。

●山口県(約1200人)
柳井市で「さようなら原発1000万人アクションinやない」集会。

●香川県(約100人)
高松市で「震災復興・さようなら原発3・11集会」集会。

●徳島県(約100人)
徳島市で「原発からの撤退、自然エネルギーへの転換を求める徳島県連絡会」デモ。

●愛媛県(約160人)
新居浜市で「停(と)めよう伊方原発 新居浜パレード」デモ。

●高知県(約1100人)
高知市で集会。

●福岡県(約5000人+約3000人)
北九州市で「さよなら原発! 3・11北九州集会」、「さようなら原発福岡県集会」集会。

●佐賀県(約400人+約200人)
佐賀市で「さようなら原発3・11福島連帯集会」、「忘れないで3・11」集会とデモ。

●長崎県(約1000人)
長崎市で「さようなら原発3・11ナガサキ集会」集会とデモ。

●大分県(約1000人)
大分市で「3・11さよなら原発集会」集会。

●宮崎県(約450人)
宮崎市で「脱原発・くらしと平和を守る県民集会」集会。

●熊本県(約1500人+約40人+約150人)
熊本市で「さよなら原発くまもと集会」、天草市で「3・11追悼&さよなら原発」、八代市で脱原発を訴えるパレード。

●鹿児島県(約2000人)
鹿児島市で「さよなら原発!3・11鹿児島集会実行委員会」デモ。

●沖縄県(約200人)
那覇市で「さようなら原発3・11集会」集会とデモ。

主催者発表もあるので動員した人数に水増しもあるかもしれないが、全国でこれほど実施されていたことは事実である。

さらに海外に目を向けても世界各国で3月11日に「脱原発」の運動が下記のように行われたことも事実である。

●フランス(約6万人)
約230キロを断続的に手でつなぐ「人間の鎖」を実施。

●ドイツ(約2万4000人+約3000人)
75キロの「ろうそくの鎖」を実施、6つの原子力関連施設周辺をデモ。

●台湾(1万人)
台北でデモ。

●スイス(約1万人)
ベルンで集会。

●ベルギー(約1000人)ブリュッセルでデモ。

●韓国(約1000人)
江原道三陟市で集会。

●英国(約800人)
24時間デモ。

●米国(約100人+約200人)
ニューヨーク、カリフォルニアで集会とデモ。

●オーストラリア(約300人)
メルボルンで集会。

野田総理にはこの声が届いているのだろうか。行動を起こすまでの勇気を考えれば一体どれだけの人が脱原発を願っているのだろう。

参考記事:原発住民投票の署名が大阪市に続き東京都でも法定数超え、全国に波及で脱原発と電力自由化となるか

野田政権が原発の再稼動を行うよりも、脱原発を図り放射性廃棄物の最終処理までの工程表と最終処分場の確保をすべきだ。

そもそも原子力発電で老朽化による運転終了後の工程表もなく試算もないまま原発は安全で安価と訴え続けるほうが無理がある。

また、原子力村の圧力に屈し「脱原発」を抹消する既存メディアは変わらぬ体質のままネットと主役交代でお役御免となるのか。




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