巨人の鈴木尚広外野手(37)が今オフ、駅伝の名門・中大陸上部と合同トレを行うことが24日、分かった。



箱根駅伝随一の伝統校の施設を使用し、短距離の部員とも交流予定。プロ20年目の来季に向け、異種交流で体力とスピードに磨きをかける。
 関係者を通して中大陸上部を紹介され、同じトレーニング場で汗を流すことが決まった。1月に箱根駅伝を控える名門とのタッグで、トレーニング理論など情報共有も可能。互いに刺激になるのは間違いない。「なかなかない機会。いい交流ができればいい。話す時間もあると思うので、いろいろ意見交換したい」と明かした。

 野球の試合中に長距離を走ることはないが、鈴木にとって「持久力」はオフの強化ポイントの一つだ。今年は昨年に続いてシーズン終了後、G球場などで「一人2時間マラソン」を定期的に実施。「持久力はシーズンに入ったら欠けていくもの。今のうちに貯金を作っておかないといけない」とすでに来季に向けた戦いをスタートさせている。
 中大は箱根駅伝の常連で、87大会連続90度目の出場は史上最多。先月の予選会では、徳永照(4年)が日本人トップのタイムを記録している。1月の本戦ではシード権獲得、上位浮上を狙う。
 さらに同大陸上部には100メートル10秒53の記録を持ち、日本代表にも選ばれた谷口耕太郎(3年)ら、有望な選手が多い。トップランナー同士が交流することで、鈴木の本職でもある短距離部門でも、新たな発見が期待できそうだ。


 11年連続2ケタ盗塁を達成した今季は、10盗塁で失敗は1つ。盗塁技術は年々、進化している。中大陸上部との交流は「足」を極める貪欲な姿勢の表れ。この日はG球場で約3時間、練習した。「来年は高橋監督の期待に応えられるように頑張りたい」。箱根魂を吸収し、衰え知らずの足に磨きをかける。


 ◆尚広の異種競技トレヒストリー

 ▽競泳 08年オフ、北島康介を指導したトレーナーと自主トレ。座った状態で、伸ばした手足に輪投げの輪のようなリングをつけて、グルグルと回すトレーニングなどで細かい筋肉を強化。

 ▽格闘技 08年オフ、バルセロナ五輪柔道78キロ級金メダリストで格闘家の吉田秀彦氏の道場で、ミット打ちなどに挑戦。

 ▽スピードスケート 今年2月、宮崎で長野五輪金メダリストの清水宏保氏に指導を受ける。体の使い方や、足の裏の筋肉を鍛える方法などを伝授された。

 ▽マラソン 持久力を鍛えるため、昨オフからシーズン終了後にマラソンを導入。1回2時間、休みなしで走る続けることで体力を強化する。


(ネット引用)

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シードを目指して頑張る我が母校中大。

たぶん、すごい雰囲気だと思います。

その雰囲気を味わうだけでも、

成果は、上がると思います。