背泳ぎも新スタート台…国内試合で初使用
 
 
 
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国際水泳連盟が試験導入した背泳ぎスタートの補助装置に両足を置いて待機する入江=東京辰巳国際水泳場で
 
 
 
 
 
 東京辰巳国際水泳場で開かれている競泳の短水路(25メートルプール)のワールドカップ(W杯)東京大会で、背泳ぎスタート用の新しい補助装置が国内試合で初めて使われた。
 
 
スタート台から2本のベルトで滑りにくいプラスチック板をつり下げ、その板に両足を置いてスタートする。タッチ板で足を滑らせ、スタートに失敗する危険性が軽減されるといい、選手たちは戸惑いながらも将来的な全面導入に備えて使用感を確かめた。
 
 
 
 
 足を置く板は縦8センチ、横80センチ。プラスチックにガラス樹脂を組み合わせ、表面には滑りにくい加工がされている。体格に合わせ、高さを数段階に調整可能。
 
 
 
国際水泳連盟が今季のW杯で試験導入し、全7戦終了後、長水路(50メートルプール)の世界選手権などに使用を広げるか判断する。
 
 
 
 競泳のスタート台は2010年前後に、それまでの平らな形状から、陸上のスタートブロックのような可動式パネルが後方に取り付けられ、踏み切りが容易になった。
 
 
国際水連の佐野和夫理事によると、国際水連アスリート委員会から「スタート台の変更は(スタート台に乗らない)背泳ぎ選手が恩恵を受けられない」との意見が出され、この補助装置が開発された。
 
 
 日本水連によると、この補助装置は国内の計時システムに対応していない。東京都北区の国立スポーツ科学センターには、五輪などの計時を行うオメガ製が試験的に設置されている。
 
 
 
日ごろからこの装置で練習し、28日の100メートル背泳ぎで実戦を体験した入江陵介(イトマン東進)は「大分慣れた。自分はスタートで出遅れることがあるので、味方に付けたい」と語る。
 
 
 
 日本代表の平井伯昌ヘッドコーチは「自転車の補助輪のようなもの」と導入に若干の疑問を挟みつつも、「体が大きく、スタートが不得手な海外選手には有利に働くかもしれない」と分析。
 
 
 
佐野理事によると、基本的には正式導入される見通しだ。
 
(ネット引用)
 
 
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入江選手は、日頃からこの装置で練習していたんですね。



何十年前でしょうか?




タッチ板が使われるようになった時には、召集場にタッチ板を置き、選手に感触を分かってもらうように、していました。



今回も、大きな大会には、こういうやり方で小さいスイマーにも、分かってもらえるよう水連が考えてもらいたいですね。