ゴリラ:猛勉強で数字1~5覚える 京都市動物園で国内初
 
 
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勉強に励むゲンタロウ=京都市左京区の市動物園で2014年7月4日
 
 
 
 
 京都市動物園(左京区)の雄のニシゴリラ、ゲンタロウ(2歳)が今春から数字の猛勉強に励み、大きな成果を上げている。パネル上の数字を順番にタッチすると、リンゴがもらえる訓練を重ね、1から5までの数字を順番に認識できるようになった。
 
 
 
動物園によると、米国でも同様の研究が行われているが、国内では初めて。難題に向き合うひたむきなゲンタロウの姿が来園者に公開され、人気を集めている。
 
 
 
 ゲンタロウはゴリラ舎で母ゲンキ(28)、父モモタロウ(14)と暮らす。5月上旬にタッチパネルを設置。
 
 
同園生き物・学び・研究センター長の田中正之さん(46)が先生役となって勉強が始まった。
 
 
 
 最初は、パネル上の「○」に触れるとリンゴの破片がもらえる訓練を実施。次にパネル上に示された「1」「2」を順番に触れるともらえるルールにし、一定の正解率を超えると「1、2、3」に、更に「1、2、3、4」へと進んだ。
 
 
 
これまでに計約4900回の練習を繰り返し、「1~5」を習得。今月22日から「6」を加えて週3、4日の勉強を続けている。ゲンタロウの勉強ぶりに刺激されてか、無関心だった母ゲンキも興味を持ち始めているという。
 
 
 
 人間と同様、ゴリラも間違いが続くと勉強に対する意欲をなくすといい、田中さんは「自信を失っている時は易しい問題に戻ったり、間違えてもニンジンなどのご褒美をあげて励ましたりした」と話す。
 
 
 
 大型類人猿の知性研究は、京都大学霊長類研究所がチンパンジーの「アイ・プロジェクト」で成果を上げている。しかし、タッチパネルを使ったゴリラ研究は国内では例がなく、動物園は京大と提携して取り組む。
 
 
 
 京大野生動物研究センターの特任教授も務める田中さんは「現段階では評価が難しいが、かなり速いスピードで学習している印象だ。今後も学習を発展させ、ゴリラの知性研究の土台作りに役立てたい」と話している。
 
 
(ネット引用)
 
 
 
 
 
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ゴリラもすごいです。
でも、この“ゲンタロウ”くん、しあわせなんだろうか?
普通のゴリラだったら、しなくてもよかったのにねぇ~