都市対抗野球:バイタルネット 冬に着々「土台作り」
 
 
 ○東京ガス(東京都)1-0バイタルネット(新潟市)●
 
 
 
 第85回都市対抗野球大会第6日の23日、3年ぶり3回目の出場の新潟市・バイタルネットが第1試合で東京都・東京ガスと対戦し、0-1で敗れた。
 
新潟県勢65年ぶりの勝利こそ逃したが、地域貢献と冬場の練習場確保を両立させた長期的な取り組みが定着しつつあることを、本大会の常連チーム相手の惜敗が示した。
 
 
 
 医薬品卸業のバイタルネットは、前身のニチエーが野球部を硬式に切り替えた1972年から都市対抗予選に参加。自前のグラウンドはなく、新潟市内などの公営施設で練習してきた。冬の練習場所確保は大きな悩みで、約15年前から同市内の小中高校で週末に野球教室などを開き、そこの体育館などを使わせてもらってきた。
 
 
 
 冬の「土台づくり」が身を結び、これまで都市対抗本大会2回、秋の日本選手権に5回出場。この実績が相乗効果を生み「ウチでも野球教室を」と学校側からも要請が来るようになった。
 
 
 
選手時代から27年チームに関わり、監督としては14年目の三富一彦監督(52)は、「冬でも練習ができるうえに地域とのつながりが生まれ、子どもたちからはたくさんの元気をもらい助けられている」と話す。
 
 
 
 今大会前に技術指導で交流があった開志学園高(新潟市)の女子硬式野球部から贈られた色紙と千羽鶴が、この日ダッグアウト内に飾られた。仲介役を務める地元スポーツ用品店社長の大塚一夫さん(65)は「東京ドームに来られなかった地元の子どもたちも応援している。全国での勝利もあと少し」と話した。
 
(ネット引用)
 
 
 
 
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クラブチームは、大変ですよね。
松山フェニックスしかりです。
いい環境が、いい選手を育てるとは限りません。
どちらかと言うと、環境が悪い方が、いい選手が育つと思います。