家「着衣泳」で水の事故防ごう 海外でも注目「Uitemate(浮いて待て)」
 
 
 
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小学校での着衣泳の講習会。呼吸を確保して6分間、全員が浮いたままの状態に =大阪府茨木市の市立春日小学校(写真:産経新聞)
 
 
 
 
 
海水浴や川遊びなど夏のレジャー真っ盛りだが、注意したいのは水の事故。
 
 
警察庁によると、昨年1年間に水難事故で死亡・行方不明になった人は800人を超える。事故で多いのが、洋服を着た状態で溺れるケース。そんなときは、水に浮いて呼吸を確保し、救助を待つ「着衣泳」が有効という。「Uitemate(浮いて待て)」を合言葉に小学校などでは講習が盛んに行われ、海外にも広がっている。(横山由紀子)
 
 
 
◆ラッコのように
 
 
6月下旬、大阪府茨木市の市立春日小学校のプールで、4~6年生を対象にした「着衣泳」の講習会が行われた。
 
 
児童らはTシャツにズボン、運動靴を履いたままプールの中へ。「水が冷たい」「ズボンが重いよ」…。子供たちは口々に叫んで動きにくそうだ。
 
 
 
 
講師は、水難からの生還法を広める水難学会(新潟県長岡市)の指導員。
 
 
「水に落ちても服や靴は脱がない。浮力になるし、服は体温を保ってくれる。一番のポイントは浮いて待つことだよ」と呼び掛ける。
 
 
同校では、水の事故に遭遇した際の自己対処法として毎年、プール開きのある6月に着衣泳の講習を実施。
 
 
この日は浮くものにつかまって救助を待つ設定で、空気入りのペットボトルをラッコのように抱えて背浮きする練習をした。
 
 
 
「それでは助けを待つつもりで6分間、浮いたまま頑張ってみよう」。児童たちは水面から顔を出し、目を閉じてリラックスした表情でプカプカと浮いた状態。
 
 
指導員はさらに、「溺れている人を見かけたら、絶対に飛び込んで助けに行かない。
 
 
 
大きな声で助けを呼び、119番通報してもらう。近くにペットボトルやボールなど浮くものがあったら、投げてあげてください」。そしてもう一度、「合言葉は『浮いて待て』だよ」と念を押した。6年生の男子児童(12)は「毎年、着衣泳の講習を受けているので服を着たまま水に入るのは慣れてきた。溺れかけたときは慌てず、浮いて待ちたい」。
 
 
 
 
◆東日本大震災でも
 
 
警察庁によると、平成25年に水難事故で死亡・行方不明になった人は全国で803人(うち中学生以下は44人)。発生場所は海が52・7%、河川が29・5%。事故に遭った状況は、釣りや魚取りが29・6%、通行中が13・9%で、水泳中の10・1%を上回っている。
 
 
(ネット引用)
 
 
 
 
 
 
★☆彡★☆彡★☆彡★
着衣泳は、私が以前勤めていたスイミングクラブでは、指導していました。(させていたが、本当かな?)
もう、十数年前にです。
でも、心許ない方は『服のまま、汚ない。』とか、言われましたけど…
無視。
残念ですが、今は指導していません。
パリジェンヌのおばあには、少し安全水泳のレッスンをしましたけど、
絶対助けに行かないように、言いました。
普通の方は、泳いで助けられません。
助けを呼んでください。そして、溺れている人を見失わないようによく見ているように…
バシャバシャしているのは、まだ意識があるから大丈夫です。
バシャバシャしなくなったら、ヤバイ意識がなくなった可能性あり。
でも、意識がなくなったら泳いで行っても大丈夫かも?
でも、油断禁物です。
そういうことに、遭遇しない方がいいよね。