発信箱:もう一つのサッカー
 
 
 
 得点に関係なく、最も失点の少ないチームを勝ちとするサッカーがある。3チームで戦う「3面サッカー」である。
 
 
 
 
 多くのルールは通常のサッカーと同じだが、六角形のグラウンドにゴールが三つ。一つのボールを3チームで蹴り合う。
 
 
 
チームAとBでCを攻撃していたと思うと、次の瞬間にはAとCでBを攻めたりする。サッカー版三国志である。
 
 
 
 デンマークの陶芸家、ヨルン(1914~73年)が60年代に発案し、93年に英グラスゴーで初の本格試合が行われた。一昨年、ロンドンで3面サッカーのクラブチームをつくったマーク・ダイソンさん(48)は、
 
「選手たちはある時は仲間、ある時は敵。通常のサッカーにはない陰謀や裏切りを経験することになり、それが楽しみであり、難しさです」と3面サッカーの魅力を解説する。
 
 
 
 今年5月には初のワールドカップ(W杯)も開かれ、開催国デンマークのほかイングランド、フランス、ドイツ、ポーランド、リトアニアといった欧州勢が出場した。初代チャンピオンはデンマークである。
 
 
 
 サッカーW杯ブラジル大会はドイツの優勝で幕を閉じた。欧州勢の3大会連続優勝は史上初で、欧州サッカー隆盛を印象付けた。ただ、スポーツ文化の豊かさは、一握りのトップ選手を鍛え、強豪チームを育てることのみにあるのではない。
 
 
 
新しい競技を生み、それを社会が面白がり、多くのひとがそれに参加できる環境を持つ。それも欧州のスポーツ文化の奥深さである。
 
 
 3面サッカーの第2回W杯は3年後、ドイツで開かれる。日本も出場して、陰謀や裏切りを味わってみてはと思う。
 
(ネット引用)
 
 
 
 
 
 
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やってみたいです。
これは、面白い!!
ワールドカップに出てみたい!!
ボールを2つにしてみたら、どうなるんでしょうね?