秋の日の午後、念願の
「手作り石けん」に挑戦しました
今回、石けんに練りこむのは
製造・販売している
「ローズマリー芳香蒸留水」です
手作り石けんには、香りづけに「精油」を大量に入れますが、
今回は、精油よりもマイルドな香りと成分の「芳香蒸留水」を練りこむことで
どのくらい石けんに香りが残るか、また使い心地などを試してみます。
また、ローズマリー芳香蒸留水は精油と近い強い香りであること
ミドルノートで比較的香りが長持ちすること
「若返りのハーブ」として知られ、脂性肌や髪に良いとされていること
清涼感のあるさっぱりとした香りが石けんに人気
という点から、ローズマリー芳香蒸留水をチョイスしました
○ 用意するもの
・苛性ソーダ 60g
・オイルミックス 500g
(オリーブオイル250g+ココナッツオイル125g+パームオイル125gをあらかじめミックスしたもの)
・ローズマリー芳香蒸留水 175g (今回は精製水の代わりに、芳香蒸留水を使ってみました)
○ 準備するもの
電子はかり
ガラス計量カップ
計量スプーン
温度計2本
泡立て器
攪拌器
ゴムベラ
ガラス製ボウル
新聞紙
石けん型(牛乳パックなど)
保温箱
バスタオル
ゴーグル マスク ゴム手袋 エプロン
では、作り方です。
まず、全ての材料を正確に計量をします。
最初に、ローズマリー芳香蒸留水に
苛性ソーダを少~しずつ加えます
苛性ソーダ溶液は熱くなり、ガスが発生したり、はねたりしやすくなりますので・・・
換気の良い場所で、作業中はゴーグル・マスク・ゴム手袋・エプロンの装備が必要です
こぼれないように注意して、完全に溶かします。
この時点で苛性ソーダ溶液の温度は70℃
しばらく静置しておき、温度は45℃に下がるのを待ちます。
この間に、オイルミックスを湯煎して
45℃にしておきます。
オイルミックスと苛性ソーダ溶液が同じ温度45℃に
なりましたら、混ぜ合わせます。
30分間頑張って、しっかり混ぜていきます。
(これが一番大変な作業です)
30分後は休憩&様子を見ながら、トレースが出る
(マヨネーズ状の硬さになり、跡が残る)まで
攪拌器や泡立て器でゆっくり混ぜていきます。
攪拌を始めて約2時間後、トレースが出てきましたので、
ゆっくりと牛乳パックの型に注ぎ入れます。
入れ終わったら、タオルで全体をくるみ、
保温箱に入れて3日~1週間くらいゆっくりと生地を休ませます。
3日後、白く固まった石けんを型から取り出し、
切り分けます。
風通しの良い場所で約1ヶ月、陰干しして
石けんを眠らせます。
眠っている間ゆっくりじっくりと熟成が進み
日に日に肌にやさしいマイルドな使い心地となるそうです。
乾燥やつっぱり感をやわらげ、洗い上がりに
しっとりとしたうるおいを残すオリーブオイル、泡立ちがよくなるココナッツオイル、
型くずれしにくくなるパームオイル。
3種類のオイルを使用し、それぞれの良さをあわせもった
とっても贅沢な石けんになります
愛情をかけてじっくりと出来上がる「手作り石けん」
ローズマリーの成分もたっぷり入っているので、
香りもほのかに残るといいな~と思っています
早く使ってみたいです~
1ヶ月後がとても待ち遠しく、楽しみです