こんにちは、税理士の島田です。


今回は時間の考え方について整理したいと思います。


個人事業主、特に士業で自分の専門性を武器に仕事をしている場合、多くの場合は、自分の時給を意識して、その単価を上げていく必要があるかと思います。


時給は自分のサービスをいくらで提供するか、なのでとても大事なものです。


時給を意識すると、自分の1日の生活の中で、無駄な時間があれば、その時給を失う、という感覚が出てきます。


社長や医師、士業など、これを意識している方はとても多く、自分自身もこれはとても大事なことだと思っています。


『この方は時間を理解しているな』と感じるのは、例えば、2人で食事に行った時に、当然のように1次会で帰る方です。お互いの時給を意識すれば、1次会の2時間ほどで十分楽しみ、情報交換できれば、お互いハッピーであり、2次会はお互いの時間を奪うだけなのでしない方が良いという考えだと思います。自分だけでなく、相手の時間・時給を考えて、それを奪わないように、と意識しているからです。


また、これは多くの書籍でも見ますが、すぐ電話をかける方は、時間をきちんと理解していない可能性が高いです。アポもせずに電話をすれば、電話を受ける相手は、その時に作業している仕事を一旦やめて、その電話にでなければなりません。効率も落ちるし、相手の時間を奪ってしまうことに繋がります。そのことを理解している方は、アポなしでの電話は絶対にしません。もちろん、状況に応じて、緊急性が高い場合など例外はあるかと思いますが。


このように、時給を理解して、自分の時間、相手の時間を意識できるようになれば、そのような考え方の相手とも気持ちよくお付き合いができる、と思います。


ただ、この考え方。ビジネスの時に限定した方が良いかもしれません。プライベート、夫婦・恋人間などで、これを意識しすぎると、自分の時間が貴重なんだと勘違いしてしまい、相手に誤解される可能性もありますし、ビジネスの時の礼儀と考えるのが良いのかな、と個人的には思っています。