地震に際して。心の凶器とも呼べる危険要素とは?
今、世界中から日本は観られています。
そして、日本の国民性は認められています。
一体、この地震にどんな対応をするのだろうか?・・・と。
ところが徐々にですが、じわりじわりと、危機が見え隠れしてきています。今の時代、世界を相手にした日本の威信や誇りや美しさなどが、一気に消えてなくなってしまうくらいの危機。
地震によって起きている様々な危機、今後の事を思うと不安となる材料。
1.また大きな地震が来るんではないか?
2.放射能が飛来してくるんではないか?
3.電力停止による経済停滞。
そうした危機感や不安・恐怖よりも、とても手が付けられなくなるくらいな圧倒的危機、そして今までよりも更なる閉塞感を呼び込むであろう危機、これが徐々に日本に忍び寄っています。
一体それは何だと思いますか?
日本は、世界中から観られています。
そして、日本の国民性は認められています。
それは、こんな時にも秩序を保てる日本人であったり、冷静に対応する日本人に対する賞賛・賛美・畏敬などがあるからです。そして、それこそが日本が世界に影響力を放ち続けてきた事の意味でもありますし、まだまだこれから日本が世界へと発信していける素晴らしい道具でもあります。円高を為しえた日本の誇り、素晴らしさ。
世界へと発信していける素晴らしい道具。
即ち、それは日本の心です。
日本の心。これがとても美しくて素晴らしいんですね。
ところが、地震や津波の影響だけでなくて、放射能や電力供給不足など、余震などもまだまだ起きる中で、そして他にも重ね重ね起きている多くの現象によって、日本人の忍耐にも限界が来ています。そして、心のパニックがおかしな連鎖反応を起こします。
その心のパニックを助長させている一つの大きなキッカケについて、皆さんはその存在をどの様に捉えておりますでしょうか?これは、表現を変えますれば、凶器とも言えるものです。
心のパニックを助長させる事によって、考えなくてよい事なのに考え込ませ、不安・恐怖にならなくてもいい事なのに不安・恐怖にさせています。それは、肉体を傷つける凶器のイメージを借りますれば、まさに心を傷つける凶器の様なものでイメージして大差ないと思います。心の凶器、危険要素。
それは、インターネットです。
インターネットによって、個人は誰もがみんな、簡単に情報に触れる事ができる時代となりました。これは、個人から観れば多くの恩恵を蒙る事がありましたし、時代を大きく前へと進めるのに貢献している素晴らしい道具でもあります。
ですが一方で、インターネットが及ぼしている深刻な問題も沢山あります。
インターネットは、国を飛び越えて情報を行き来するので、とても自由度が高く、しかも手軽に、動きがとても速く、まさに万能であるかの様な印象までありますが、大きな落とし穴が潜んでいます。
それが、インターネット社会の無法状態です。
国を飛び越えながら、圧倒的なスピードの速さを前にして、今までの国を守ってきた秩序の様な事が、とても難しくなっているのが今の現状です。それ故に、インターネット空間においては、中々に秩序を構築するのが難しく、事実上は無法状態となっています。
そんな中、個人がインターネットと付き合う際には一体どんな事が起きるのでしょうか?ありとあらゆる情報が氾濫していますが、そんな中で、一体どれが正しい情報でどれが誤った情報なのかが分からなくなっているという事です。
溢れている情報は、本当に自分にとって意味のあるものか?価値のあるものか?最終的にはその判断をするのは個人一人ひとりです。その個人が、特に日本人が、正常な考えを出来ている時にはインターネットは有効な手段です。情報も、とても意味と価値高い情報を呼び込む事ができるでしょう。
僕は、龍谷大学の電子情報を専攻していたのですが、当時先生が言っていた事として印象的な授業がありました。私たちは何の為に電子情報を学ぶのか?という概論的なところでした。
【ITとはInformationTechnologyの略だ。でも、日本は未だInformationTechnologyとはとても言えない。ただ線で繋いだだけで、一体どうしてInformationTechnologyと言えるのか?アメリカはInformationTechnologyだろう。でも日本は未だInternetTechnologyだ。・・・では、私たちはInformationTechnologyの為に学んでいるのだろうか?違う。私たちは、更に次の段階を視野に入れておかなければならない。そんな社会を創っていかなければならない。それは、IntelligenceTechnologyだ・・・】
ここ最近、特にそうだ!と思う内容です。
因みに、観術ではIntelligenceTechnologyを更に超えたInpressiveTechnologyとも言えるInpressiveTubeHumanの大量生産を可能にしている技術です。故に、観術と出会えた僕はとても誇りを持っていますし、観術開発者のNohさんを稀代の英雄、当代の英雄であると心から認めるんですね(勿論、大学の先生にも感謝があります)。
情報に、ただ惑わされていればIntelligenceには行けません。また、Intelligenceでないからこそ情報に惑わされます。また、Intelligenceなくして真のInpressiveは有り得ません。
そんな事を念頭に、今、日本で起きている現状を観てみるとどうでしょうか?
地震の件で、圧倒的にマイナス情報が多いです。プラスの情報や、希望・夢・理想を掲げる様な情報発信というのはとても少ないですね。
マイナス情報の中には、実は根拠も無いのに尤もらしい事を言っている専門家や学者たちの声があって、危ない、危ない、危険だ、などを連呼しています。根拠が無いのに。
危ないと言えば賢いのでしょうか?
危険性を言えば何か解消されるのでしょうか?
根拠も無い中で、非常に滑稽な現象が研究者・学者・専門家たちに現れておりますが、専門家の言葉に弱い日本人にとっては、そこから過剰な不安・恐怖心理によって、おかしな考えばかりして、そこから生まれた情報がインターネット上をかけまわります。
日本人は、信頼ある人の情報を受け入れます。
その情報が、プラスよりもマイナスの方が圧倒的に多いのが現状ですね。ですので、ただでさえ不安心理が働いていますから、そんな中で信頼ある人からまわってきた情報、或いはツイッターやフェイスブックやMixiの様なソーシャルネットワーク的な情報源によって、あっという間に不安・恐怖が広まってしまいます。
そうして、おかしな珍現象が広がっていく。
それを世界が観た時には、一気に冷めていくでしょう。
日本の心はどうしたんだ?
日本人の精神は一体何だったんだ?
ただ、周りがするから自分もそうしてただけの機械人間だったのか?
心が無い、魂が無い、抜け殻の人間だったのか?
そんな国民性だったのか?
・・・
・・・
・・・
日本の心。
日本の精神。
見えない株が一気に下がります。
程なくして見える株・円・信用などにも響く。
その時を境に、強烈な円安になり、株も暴落し、Made in Japanを始めとして、数々の日本神話が根底から崩れ去るでしょう。こうなっては二度と立ち直れません。
円高であるうちは、如何様でも対応が可能でした。
ですが強烈な円安になる時には何の手を付ける事も出来なくなるでしょう。
そして、それを助長したのは今までの政治家たち全員と、マスコミ関係者、そして学者や専門家達という事になります。そして、個人一人ひとりはバカの集まりだったという事になります。
韓国人が語るJAPAN MISSION、JAPAN DREAMでお馴染みのNohJesuは言います。日本はそんなもんじゃない。日本の心、日本の精神はそんなもんじゃない。日本人の素晴らしさ、人間の素晴らしさはそんなところには無い。
インターネット上を駆け回る根拠なき情報。
無法地帯を暴走する心の凶器。
僕たちは、その事を分かりながら、インターネットと付き合い情報を引っ張ったり出したりしながら、感動で溢れる社会を創っていかなければなりません。
そんな時、一番、必要となる道具があります。
一体それは何だと思われますか?