亡くなられた方々へ
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
みなさんこんにちは。
お久しぶりです。しきだん会 阿部です。
もう10年。
まだ10年。
それぞれがそれぞれの想いで迎えた1日だったのではないでしょうか。
10年を迎えた3.11
一つの節目として、そして『今』をこの目で感じる為に
私たちは福島県内の沿岸部を訪ねました。
沿岸部では
あの日の災害を繰り返さないよう、
防波堤がどこまでも延びていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210314/21/shikidankai/57/23/j/o4032302414910376918.jpg?caw=800)
そして、防波堤から少し歩くと
木を植えることで
津波を陸地へと侵入させない
『森の防波堤』が広い範囲で植えられていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210314/21/shikidankai/94/b9/j/o0750055914910377106.jpg?caw=800)
その後、
私たちは
福島第一原子力発電所付近へと向かいました。
現在でも、入れない区域があり
周辺地域では、復興へと汗を流す方々の姿は見られるものの、
住民の方々の姿は少なく、
10年経った今でも、まだまだなんだと痛感しました。
原子炉建屋が見えそうな場所へ向かっていると
『東日本大震災・原子力災害 伝承館』
という建物をみつけました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210314/21/shikidankai/77/d6/j/o0640039314910377281.jpg?caw=800)
ここでは、10年前の出来事を後世に伝えるべく、
地震発生からの出来事が鮮明に記録されており、まさに『伝承』の場となっていました。
前回投稿(大竹)
からもありましたが、
『復興フラッグ』や
『伝承館』
『森の防波堤』
他にも、多くの場所で多くの人が、
同じことが二度と起こらないように!
明るい未来のために!
希望を捨てず前を向き
一生懸命に生きていることを感じました。
日々、過ごす中で
嬉しいこと、大変なこと、いろんなことがありますよね。
私もまだまだ未熟でがむしゃらな日々を過ごしています。
でも、何一つ『当たり前』ではないこと。
そして『感謝』を忘れないこと。
平和ボケと言ったら言葉が不適切かもしれませんが、
私自身、平和ボケをしていたのかもしれません。
この日を迎え、また気持ちを引き締め
自分のできることを、精一杯やり抜くことを決めました。
〜1人の1000歩より1000人の1歩〜
復興はまだまだ続きます。
少しずつでも
一人一人が『想い』を胸に前を向くこと。
それが大きな力となる。
これまでもこれからも
みなさんと共に、精一杯歩み続けます。
しきだん会 阿部 祐太