資格試験合格ルールのHYです。



これまでの合格ルール1~24ではあまり触れることがなかった



具体的な合格テクニック編を開始します!



早速ですが、テキスト/参考書を読み進めていくインプットの時期



皆さんはどのように勉強していますか?



①テキストの文字を読んで意味を理解しながら次のページへ進んでいく人



②テキストにマーカーを引きながら読み進めていく人



③テキストの音声教材などを使って聴覚でインプットする人



人それぞれでしょう。



私はと言いますと、②のマーカーを引く人です。



正直なところマーカーがないと勉強できません(笑)



基本的に


①ピンク

②オレンジ

③イエロー

④グリーン

⑤ブルー


の五色を使っています。


⑥レッド

⑦パープル


をさらに使うこともあります。



そして、これらの各マーカーペンの色に意味を持たせています。



この方法は、私が弁理士の勉強をした際に通っていた



LECの専任講師である宮口聡先生に教わったものです。



私は自分でアレンジしながらさらに細かく色ごとに意味を持たせて使っています。



例えば、テキストや法律の条文を読むときには


①ピンク   →肯定的な文章・甲(こう)に関する記載

②オレンジ →例外的な文章・乙(おつ)に関する記載

③イエロー →さらに例外的な文章・丙(へい)に関する記載

④グリーン →理由付けにあたる文章・丁(てい)に関する記載

⑤ブルー  →否定的な文章



などと色に意味付けをしておきます。



そしてテキストを読みながら、マーカーを引いていきます。



マーカーを引けるということは意味を考えながら読んでいることに他なりません。



私の場合、マーカーを引かずにテキストをただ読み進めると



前のページのことをすぐ忘れてしまいます。



また、次の日になって



「昨日はどこまで読んだんだっけ?」



という残念な事態によく陥っていました(笑)




でもマーカーを引いていればそんなことにはなりません。



「あの重要な文章は、見開きページの左上の方に確かピンク色で塗ったような気がする!」



などと視覚的な記憶をたよりに



テキストの中で所望の箇所を探しやすくなります。



そして次の日にはマーカーを引いてないページから始めればよいですし



もし前の内容を忘れてしまっても



読んだページには既に色が塗られています。



そのため読み直すときに意味を追いやすいのです。




つまり、色に意味付けしてマーカーを引くことで



勉強したことが記憶に残りやすくなり



復習も容易になるという効果があります。



また、マーカーを引くという「作業」の要素が勉強に入るため



毎回同じアプローチをすればよくなり、勉強のペースをつかみやすくなります。



そのため、勉強を継続していく助けにもなります。




マーカーの色への意味の持たせ方は自由です。



私は弁理士試験のときの色分けが最も細分化されていました。



私の弁理士試験用の法文集は



(目がチカチカするほど)カラフルでした(笑)



「テキストを読むと眠くなるんだよね…」



「インプットが全然うまくいかない」



という方は



「マーカーの色に意味を持たせる」



このテクニックを是非試してみてください。



<参考>

知的財産権法文集〈平成24年度版〉/PATECH企画
¥2,940
Amazon.co.jp