ばぁさまの葬式が滞りつつも何とか済みました。
普通は葬儀屋さんが頑張ってくれるから滞らないものなんですけど、葬儀屋さんの頑張りが追いつかないほどに身勝手な親戚一同に滞る葬儀って(つД`)
どうしてうちの親戚ってまとまりが悪いし人の話を聞いてないんだろう…居眠りするやつはいるし…あぁ・・・_| ̄|○))
まず友引が入ったところから嫌な予感…。
納棺の日に私と母が父に一日遅れを取りながらも出立予定。
「昼ぐらいに家を出るねー」で、問題なかったはずが2時から納棺と聞き10時に慌てて身支度を整えて出立。
なんとか私がめまいを起こしながらも到着。孫が私しかいねぇ(つД`)
大体旅支度が終わったばあさまに対面…入れ歯が入ってない(つД`)
口元が哀しい…みんな「死後硬直でー」と言う中「口の中はプロだから」と言い切ってばあさまに入れ歯装着…よかったこれで子供が見てもびっくりはしないだろう。
納棺後のお清めに塩と鰹節を体に撒くも、鰹節を食うやつが現れる…あぁ・・・_| ̄|○))
撒いてくださいって言ってるじゃん(-_-)「美味しかったよ」じゃないって(;´Д`)ノ「散らかるから」ってそれも違うから(;´Д`)ノ
仮通夜はなく、次の日の通夜は白いシャツを従兄が忘れる始末…長男の長男しっかりしてくれ…娘の方がしっかりしているのが頼もしい。お下がりの私の式礼服を着せたら丁度良かったので、制服からお着替え。臨月の奥様が来ないのは安全上当然ながら…信頼している兄嫁がいないのが不安の種である(つД`)(後に的中)
通夜が始まる前から近所の人酒で出来上がり強制退出…はじめて見た…(´・ω・`)
通夜の最中最前列の喪主からうちの母上までが順番に居眠り…あぁ・・・_| ̄|○))
対面に座った私が親父と母には口だけの動きで「寝るな」と指示…目が怖かったらしく二人とも起きる。
坊さんのお経の一部が面白く肩を震わせるもの数名…気合で耐えろよ…(私は数珠に隠れて手をつねって外見は耐えたぞ!)(イヤ、真剣に聞いてるとちょっと面白い言葉が数個はいってたんだよ(つД`)にんにくだのはらみだの焼肉チックな言葉が)
しめやかさが全くないなか通夜終了。
夜中…斎場の台所をあさるもの数名…飲んでないでさっさと寝ろ(゚Д゚)クワッ
線香番は試験前の31歳独身従弟が勉強がてら担当…どっちがついで?
布団がしいてあるのに外部に寝るもの数名…それを布団に運ぶ作業はいっそ明日一緒に燃やしてやりたいと思う作業であって、普通の親戚ではありえないだろう…あぁ・・・_| ̄|○))
葬儀…長男のところの三男が遅刻の為ゴスロリな服を着た嫁さんと子供をつれ喪服を着ずに坊さんと一緒に入場…あぁ・・・_| ̄|○))
ドピンクな付け爪は外してきてください…っていうか、喪服着てきてください。
っていうかもう、三男のお嫁さんうちの行事に来なくていいです…あぁ・・・_| ̄|○))
マスオさんなうちの従兄を私が呪ったことはいうまでもない。ちなみに次男にいたっては仕事で帰れない日々が続いているとのことで欠席だが、気づいた人がいないのがナントモイエナイ。
葬儀後のたまり場で何人の来客に「あの人は何?」と聞かれて恥ずかしい思いを後にする親戚一同。(私は父の友人と知らないおっさんに聞かれ、近くにいて紹介しなければならない時『三男の嫁です』で名前は伏せた(小姑)従兄弟の子供は名前つきで紹介した)
居眠りをしないように坊さんの今日の最中来客に礼をしている時意外は両親を睨みつける私。(後に「あんたが怖くて寝られなかった」…寝る前提で葬式にでないで下さい母上…あぁ・・・_| ̄|○)))
その後火葬場に行く前に親族で持ち物を持つときに従兄二人が呼び出されても気づかないと言う珍事があり、長男の嫁が臨月でさえなければ…と激しく思う(つД`)
娘は私といたために「パパ団体行動できないから…」とぼそりとつぶやく…日ごろから娘に苦労かけている様子な従兄(つД`)
持ち物が予定と違ったまま火葬場へと向かう一同。
外で元気よく遊ぶ従兄と子供たち…子供はいいが従兄は場所をわきまえろ…あぁ・・・_| ̄|○))
火葬の間また三男の嫁に関して数名に聞かれる…私は孫代表か?長男に聞くか三男に直接聞いてくれ…。
このあたりから私のここ数日の疲労がピークに達してきて、世界が斜め。(精進落しまでは耐えなければ親族としてこれ以上恥ずかしい人間を出すわけにはいかないという一念のみで耐える)
骨を拾う時にこれまたびっくり…お骨砕かねぇと骨壷に入らない…90代にしては珍しい…。骨砕いてる作業はさすがに孫としては仕方なくても砕かずに入れてあげたいという気分でしんみり…(*T-T)(死んでて痛くないのは分かってても痛そうな気分になるのはやはり血縁だからだろうか)
またも各自持ち物を持って斎場へ…精進落しが始まり、父の友人二人を目の前に少し接待…が気が緩んでしまったのか、世界が回り始めた…天動説を唱えていたキリスト教の気持ちをちょっと理解しながら、従弟になぜか親父の友人の接待を頼む(隣にいたから…知らないおっさん相手にすまん。従弟よ)
母に限界が来たことをつげ、控え室に入ったとたん倒れる。
なんとか人様に倒れるところを見せないのは他人に陰口を叩かれた苦無というプライドのみで、記憶がそこからあいまいになる。
なんとか自力で帰りのバスに乗り込み、家についた瞬間からの記憶は定かではない。
自力で着替えていたと言うのだが、そうなってくるとプライドだけで動いてるとしかもぅ…。
起きて残りの精進料理をきちんと食べ、また眠りにつく。
その間従兄と姪が喧嘩になりかけたが、止める気力体力は尽きている。
翌日従兄に家まで車で送ってもらって化粧だけ落として泥のように眠る。
今朝起きたらびっくり…一晩以上泥のように眠っていたにもかかわらず目の周りが真っ黒ヽ(;´Д`)ノ
朝少し寝たあと、母と電話して一連の葬儀の非常識さをあげつらってストレスを解消したらこれまたびっくり…くまが消えてます∑( ̄□ ̄;)
どんだけストレスの溜まる葬儀だったんだと…ちなみに二つだけいい事。
父に「こういう場で、みんな気が立っているんだから葬儀が終わるまで決して大きな声を出したり、自分の思い通りにならなくてもヒステリックになってはいけません」と約束したら守ったこと。(ちなみに私が娘である…親の躾は娘の仕事ではないはず)
中一の姪が父親はどうも当てにならなそうと踏んだ時点で、私の言う事を聞いて常に行動をともにし、親族席前列でしっかりとした態度でいれる自慢の姪だったこと。
兄嫁にメールで凄くしっかりしてて偉かったです。パパはちょっと当てにならなかったからママから褒めてあげてください。と送ったところ、やっぱり兄嫁らしい細やかな心配りのメールが来てこの兄嫁がいれば姪たちはしっかり育つな~と、つくづく思いました。
…従兄上、私の体調の心配もありがたいが葬儀の最中心労かけないで下さい…あぁ・・・_| ̄|○))
とっても荘厳やらしめやかやらとはかけ離れた葬儀でございました…(つД`)
まぁ、息子や娘たちはばあさま自身の育て方が間違ったとあの世で後悔していただきたい。
あー、これから遺産で揉めるのかぁ…四十九日は一日で終わるから倒れないでしっかり色々しないと…(つД`)
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坊さんが今日を唱えている間に目覚まし時計が必要な一族にいかがかと…。
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きっとどんなに「新」がついてもゴスロリは喪服ではないかと…。