腹水がたまり、卵巣の腫瘍が増大したところで、M医師は卵巣に関しては一度専門医の見解を聞いてみましょう、とのことで婦人科の受診をすることになった。
婦人科の医師によると、卵巣を手術でとってもいいし、とらずに様子をみてもいいとのこと。
判断を委ねられた。
うーん…。これはとったほうがいいものか、とらないべきか悩んだ。
腹膜播種がある状態で手術をすれば、癌がちり爆発的に増える可能性があった。
それでも手術してもいいとはどういうことなんだろう…。
かといって、このままでは腹水がどんどん増えて苦しさが増すばかり。
今なら手術ができる体力はあるか…。
手術をして少しの間でも楽になるのなら、してもらおうか…。
という結論を出し、手術をお願いした。
そして、再度術前検査(肺機能検査、心電図など)をした。
1週間後、M医師の受診をし、婦人科での結果を報告した。
M医師は「え?手術するの?」と驚いていた。
M医師は卵巣癌が原発(先にできた癌)なのか、膵臓が原発なのかの見解を聞いてみたかったようなのだ。
婦人科の医師の見解では、TS-1の治療だけで1年近く卵巣癌の増大が抑えられていたということは、やはり膵臓が原発であろうと。(卵巣が原発であればもっと早くに卵巣癌が増大していると)
結果、卵巣の手術はなしになりました。
M医師も手術はリスクが高すぎると。
とんだ取り越し苦労でした。(苦笑)
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