特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の闘病日記


今日は血液内科の診察日。
二週間、フェロミアを飲み続けた結果、平均赤血球容積が71,1から76、1にアップしていた。
これは赤血球の大きさを表すもので、鉄が足りず貧血になってくると、赤血球の大きさがだんだん小さくなってきてしまう。
この数値ではまだ正常値には届かないけれど、少し回復してきているので薬の効果はあったということ。
また体内の鉄の貯金はフェリチンで分かるのだけど、診察までに結果が間に合わず、今回はどれだけ変わったか分からなかった。
ただ、先生いわく、二週間ではまだあまり鉄の貯金ができる程増えてないだろう。との話だった。



そして主治医に聞かれたのが、

「胃薬のムコスタの服用を辞めてもフェロミアを飲み続けることができるか?」と言うこと。

鉄剤は胃に負担がかかりやすいと聞くし、元々胃が弱い私には無理だと思った。

フェロミアは妊婦さんでも服用可能だけど、胃薬のムコスタは出来たら妊婦中は飲まない方がよいとのこと。
そんな訳で先生としては妊娠した時の事を考えて、今のうちにムコスタ無しでフェロミア服用に慣れておいた方が良い!ということが一つ。

もう一つは、3週目~8週目は胎児が形勢される1番大事な時期だから薬等は飲まないに越したことはないらしい。

その為1番大事な時期、3週目~8週目に一切薬を服用しないで過ごせる準備を今のうちにしておきましょう。という話だった。
妊娠が分かった時点で全ての薬の服用を辞めるようにと指示もあった。


だんだん主治医との信頼関係も築けてきて、親身に考えてくれるようになってきたと思う。

なかなか妊娠できないし、今後ももしかしたらずっとできないかもしれないけれど、もしもの時を考えて動いてくださるのは本当に有り難いことです。

今回はそちらの話がメインだったから血小板の事は何も言われず。

私もすっかり忘れていたけれど、診察室を出てからデータを確認したら本日の血小板は6、1万だった。(前回7、1万)
あまり高いとは言えない数値。
最近、徐々に血小板が下がってきている気がする。
妊娠を考えるとあまり猶予がないってことかもしれない。


次回の診察は都合により、3週間後になった。


【処方された薬】
★フェロミア (朝1錠、夕1錠)鉄分の不足を補い、貧血を改善する。

★ムコスタ錠 (朝1錠、夕1錠)→(*飲まないけれど、念の為)
荒れた胃の粘膜を保護、修復する。