特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の闘病日記


私がプレドニンを完全に切ったのは2011年(一年前)の7月8日でした。

ちょうどその頃、ブログを長期休んでいて記事にしていなかったので、一年経った今改めて書こうと思います。


プレドニンを切ってから少し経った頃、腹痛が頻繁にあり、食欲もなく、下痢が続き、それが数週間も続いた。

当時の主治医(今は前主治医だが)の診察時には、

「下痢の時は食欲もなくなるし、腹痛は継続して痛いのではないので、ポリープなどではないと思うから大したことは無い。しばらく様子見で」と言われただけだった。

でも一向に症状は回復しなくて、不安になった私は元主治医の病院に行くことにしました。


元主治医にはいつものように採血データを見せて下痢のことだけ伝えました。

すると先生の様子が明らかに変わった。


「腹が痛いとか嘔吐は伴ってなかった?」

「体重は変わっていない?」

「115と76、血圧は悪くないが脈拍は・・・。」

と珍しくいろいろ聞かれ、そのほとんどの症状に心当たりがあった。
実はこれらの症状はプレドニンをずっと飲み続けてきた人が突然服用をやめた時に起こる症状だったのだ。


また、今まで夏バテで食べれなくなったことがほとんどないのに、食欲が出ないという理由は、これもプレドニンの影響だったのだと判明した。

「プレドニンというのは食欲を増進させる。
それを切るとやはり食欲が減る。」
ということだった。


私は4年間ずっとプレドニンを毎日飲み続けていて、突然服用をやめたら危険ということは知っていたけれど、

少しずつ減量してきたのだから大丈夫だと思っていた。

でも実際はそれでも体に影響が出てくるということに驚きでした。

プレドニンの薬の怖さを見た気がしました。


当時の主治医もこの事に気がつかなかったように、意外に知らない先生も多いのかもしれない。

もしプレドニンを切った時に私と同じような症状が出てきたら注意したほうがいいかも。