特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の闘病日記



今日の診察は予約外。
しかも元主治医の診察は限られた患者しか受けることができないので、診察枠にも限りがあり、突然で診てもらえるか心配だった。


いつもは新主治医の病院での血液データを持っていくので時間もそれほどかからないのだけど、今日はもしかしたら症状を見た結果によっては採血も必要になるだろうし…。

今まで点状出血なんて数値が少ない時には日常茶飯事でもあったから、びっくりすることもなかったのだが、今回は腕一面が点状出血!
さすがに不安だった。


予約外の私を見て元主治医も分かったようで、あの治療の時にも同じ症状があった事を話すと今度は少し心配した顔になった。
でも心配症の私の性格を分かっている元主治医は、念の為に持って行った前回の採血結果10万のデータを見て、「素晴らしい結果じゃない?」と慰めてくれたが、直ぐさま採血をすることとなった。


採血結果が出るのが遅くなり、元主治医のその後の予定も詰まっているようで、先生は白衣を脱ぎスーツに着替え焦っている時にやっと診察結果が出てきた。
結果は先生もびっくりの12.4万。
あの治療をやってからは6万を切ることもなくなり比較的安定していた私だったが、今回の結果はその中でも1番高い血小板数だった。


私も症状とあまりにも掛け離れた結果に狐につままれたような気分だった。

診察時間も過ぎ、先生も急いでいたのもあり、詳しい原因は聞けなかったけれど、

「プレドニンを長く服用しているから血管が切れやすくなっているのが原因」みたいだった。

プレドニンを長く服用していると血小板数に関係なく様々な症状が出てくることを改めて実感した出来事でした。


そしてもう一つ、この右腕全体の点状症状の原因に心当たりがあった。
それは昨日頂いたコメントにもあったように、私も横向きに寝て腕が体の下になって圧迫されたのが原因だった気がする。
今はプレドニンの量も少なくなってきたし、血小板もそこそこあるのに、寝返りをうっただけで簡単にこんな出血をしてしまう自分の体が悲しくもあった。
今回は血小板が下がっていなくてホッとした面と、これからもずっとこんな弱くなった体と付き合っていかなくてはならないプレドニンの恐怖を味わった気がしました。