半自動システムは、下記の三つの段階で構築します。
- 1半自動の準備(メルマガとアメブロを連動させる)
2類似顧客にあてはめる(アマゾンのレコメンデーションシステムを半自動で行う)
3アクションボックスにいれる(分類リストとアクションプランを半自動で動かす)
今回は1半自動の準備(メルマガとアメブロを連動させる)です。
まず初回にご紹介した「ECサイトカラメル」から学びます。
カラメルさんがやったことは下記のことです。
- メールマガジンのURLクリック数を記録しよう
「カラメル」では、メールマガジンの配信後、下記のデータを毎回エクセルのシートに記録しています。
・配信日、曜日
・タイトル
・配信数
・クリック数
・販売額
・HTMLメールの場合は開封数
上記のデータを記録し、定期的にABテストを実施し、数字を分析することで、会員のひきが強いテーマや、メールの書き方等を把握し、少しずつ内容をチューニングしてきました。
その他、メールマガジンの結果を都度記録し、分析、共有することは、担当者が代わってもスムーズに業務を引き継げるというメリットもあります。
簡単にまとめますと、下記になります。
- ◼メルマガにURL記事を仕込んでサイトに飛ばす
◼人気記事のアクセス解析をする
◼エクセルにまとめてチェックする(PDCAのCです)
これらは、アメブロを使って今日からでもすぐに皆さん実行可能です。
普段なんとなく、時々しか使ってないアクセス解析のページを開いてみてください。そこに、ページごとのアクセス数が見れる箇所がありますよね。
みなさんがすることはたった一つです。
通常の本文記事とは別に、メルマガ人気記事チェック用のページを用意して、このページ別アクセス解析で、メルマガからのアクセスを見てみるのです。
あなたのブログの最新記事は、アクセスした人が真っ先に見るページですので、メルマガを見て来た人かどうかわかりません。というより、実際にはそう出ない人の方が多いでしょう。
別ページを日付を過去にして作成しておけば、そのページに直にきてくれた人は、ほとんどがあなたが今日出したメルマガからのアクセスだと判断できるわけですね。
例えば、その日のメルマガ記事で、初心者向けの話題を特集したとします。記事の半分くらいをメルマガに書いておいて<詳しくはこちらをクリック>としておくわけです。
これを繰り返せば無理なく読者がどんな記事に関心があるのか傾向が把握できます。
メルマガは送りっぱなしになってしまうと、完全に闇夜に向かって声を張り上げるようなもので(笑)、モチベーションもあがりませんし、なによりメルマガが成長しませんよね。
ぜひ今回のアメブロの過去時間指定で作ったお手軽メルマガ効果検証システムをお試しください。
次回は取得したデータを使って2類似顧客にあてはめる(アマゾンのレコメンデーションシステムを半自動で行う)をやってみます。