【大阪の渡船】落合上渡船場 | バスと献血のたび

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大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

これから大阪市内の渡船を巡ってみようと思います。
大阪市内には市建設局と港湾局が運営する渡船場が計8か所あり、いずれも無料で利用できます。幅の狭い河川に大きな船が航行するところでは橋を建設するのが困難なため、橋の代わりに渡船が運航しているのです。渡船は歩行者と自転車専用で、バイクや自動車は利用できません。

まず最初に訪れたのは落合上渡船場。木津川の渡し船で、西成区北津守と大正区千島を結んでいます。

地理院地図にも渡船マークが載ってますね。
 

西成区側の最寄りバス停は北津守4丁目。なんばと住之江公園を結ぶ29号系統のバス停です。ここから渡船までは500m。歩いて6~7分でしょうか。
 

落合上ノ渡交差点の西側に路地があり、ここに入っていきます。


防潮堤の手前には丸印とバツ印が表示できる信号灯があり、バツ印を点灯していたら運行中止だそうです。
 

スロープで防潮堤を越えたら乗り場です。
川上には木津川水門が見えますね。アーチ型の水門で大阪湾からの高潮を堰き止める役目を担っています。訓練なのか平時にも閉門する日がありますよ。

川下方向の右岸を見ると、防潮堤が白く新しい箇所があります。昔、このあたりから右側(西側)へ向けて大正運河が分岐していたらしいので、その跡かもしれません。
 
乗り場には注意書きと時刻表が掲示されています。


建設局って Public Works Bureau って言うんですね。

平日の日中と土日祝日は15分間隔で運航してます。
この時刻表は大正区側(対岸)からの発車時刻でして、西成区側に到着したらすぐ折り返し運航します。運航時間は約1分なので西成区側の時刻表を作成する必要がないのでしょう。
 

対岸から船がやってきましたよ。
運航距離は約100m。
 
さあ、乗りましょう。

船内には座席が無く、運航中は手すりにつかまります。

あっという間に大正区側に到着。

渡船場の事務所は大正区側にあり、上の写真のような立派な看板を掲げています。事務所に連絡しておくと車いすでもスムースに利用できるそうです。
 

この日の夕方、大正通で渡船場の案内標識を見つけました。これを頼りに渡船を利用する人はあまり多くないんじゃないかと思います。
 

(訪問日2016/3/19)


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