滋賀県の大津から野洲まで、路線バスを乗り継ぐ旅をしてきました。
今回はその第三話。草津市の下笠中央バス停 からのお話です。
前回の記事はこちら。→[リンク]
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2013年3月31日(日)
下笠中央 10:47(近江鉄道バス、烏丸下物線 琵琶湖博物館行き)10:54 下物北 220円
次に乗る烏丸下物線は1時間に1~2本程度の頻度で運行しているのですが、そのうち1日1本だけが"農免経由"となっていて、今から乗る便がまさにその"農免経由"です。本数が極端に少ないので、いわゆる"免許維持路線"なのでしょう。
バスの行き先は"琵琶湖博物館"ではなく"農免経由からすま半島"となっています。乗客は私だけ。
下笠北
バス停を過ぎると、広々とした農地の中の一本道になりました。北海道のような風景です。
農業センター で右折して農免道路 を走ります。この道には"メロン街道"という愛称がついていて、沿道には草津メロンの看板もあります。とても雄大な景色です。ドライブやツーリングによさそうだと思いました。
"次は下物北(おろしもきた)…"の車内放送が流れたので降車ボタンを押すと、バスは急に停車しました。
運転士さんが
"どちらでお降りになりますか?"
と訊くので、
"下物北です。"
と答えると、
"すでに200メートルほど通り過ぎてしまいました。すいません。"
とのこと。
畑しかないようなところ(下の写真)なので、まさか降りるとは思っていなかったようです。
ここからは、守山市の山賀バス停
まで約2キロを歩きます。
下物の集落の中を歩いてみますと、あちこちに飛び出し坊やがあります。
手作りのものが多く、表情がちょっとずつ違っていて面白いです。
集落を通り抜けたところに下物バス停
があります。
烏丸下物線のうち農免経由、湖周経由以外の便はここを通るようです。
芦浦町
で県道26号線に出て、守山に向け北上します。
この沿道にも飛び出し坊やがたくさんあります。
↓700系 を真似て作った手作りのものですね(笑)
飛び出し坊やの写真を撮りながら歩いてきたので、楽しく歩けました。
2013年3月31日(日)
山賀 11:42(近江鉄道バス、杉江循環線 守山駅行き)11:53 泉町 240円
杉江循環線は守山駅から杉江をとおって守山駅に戻る環状運転です。
午前中は左回り(往路)のみ、午後からは右回り(復路)のみの運行でして、この便が往路の最終便となります。
バスは県道146号線を少し走ってから旧道に入ります。なんとか離合できるくらいの狭い道です。
三宅東 からは県道を走りますが、県道自体が狭いです。
沿道には川や水路があちこちにみられます。
守山駅までは行かず、ちょっと手前の泉町で降り、あやめ浜行きに乗り換えます。
泉町バス停近くで、権利関係をクリアしたのか怪しい飛び出し坊やを見つけました。
これは"坊や"じゃないですね(笑)
つづきはこちら ⇒ [リンク]
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