今朝の中日新聞。
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「閣僚対決」型質疑で、委員会論戦を活発に///
民進党は今国会から、衆院の各委員会で、最初の質問者に党のネクスト・キャビネット(NC、次の内閣)の「閣僚」級を充てることを決めた。重徳和彦・国対副委員長が「閣僚対決」型の質疑を提案し、採用された。
各国会の最初の委員会では閣僚が所信表明を行い、各会派の委員がそれぞれ、所信に対して質問する。
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・・・という記事です。
「党首討論」は、ご存知のとおり総理vs野党党首の論戦ですが、時間が限られる上、テレビで中継されるので、どうしてもその時のホットな個別テーマに議論が集中し、大きなビジョンを交わし合う場になりません。
そこで、各委員会(財務金融、厚生労働などなど)にも「大臣vsネクスト大臣」の場を設け、政府側の政策だけでなく、野党第一党・民進党が政策ビジョンをしっかり掲げながら論戦を行う舞台をつくるのです。
「野党は批判ばっかりで、提案がない」という皆様からのご指摘に応えることにもなろうかと思います。
国会は、予算委員会が終わると、衆院では3月から各委員会へと舞台が移ります。各大臣の所信表明に対し、「わが党が政権とったらこれをやる!」という論戦を「閣僚対決」型で堂々と行う慣習を根付かせたいものです。
私は国対副委員長を拝命していますが、「国対」(国会対策委員会)の役割って、外から見ると非常に分かりづらいと思います。
一言でいえば、国会の舞台まわしという裏方なのですが、今回の「閣僚対決」型質疑の導入も、国対で決定したことであり、非常に重要な役割を果たす機関だと思っています。
これからも、新しいアイディアで国会をより活発で建設的な場にしていきたいと思います。