【鎌田】確定拠出年金どうする?「わかりません」ではとおらない!! | みんなの人事法務サービス ドリサポメンバーのひろば

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突然ですが、クイズです。
①60歳からの平均余命は男性女性それぞれ何年でしょうか?
②60歳以降に必要な老後の資金はいくらでしょうか?
③あなたは何歳からいくらの年金がもらえるのでしょうか?

昨日は、インプット休暇を頂き、TVでもお馴染み、年金博士の「北村庄吾」先生に、「年金全般 節税などお金のイロハ」について教えて頂きました。






①男性23.36歳、女性28.68歳
②9266万円

老後は、
①身体の健康
はもちろん、
②心の健康(生きがい)
に加え、
③お金の健康!!が必須です。

少子高齢化の問題は、日本だけでなくどの国も抱える時代
1960年代、若い人が沢山いて平均寿命が68-69歳だった頃には上手くいっていた「世代間扶養」のしくみは既に制度の継続が厳しく、延命措置が続いている状況です。





老齢厚生年金(会社員が加入するしくみ)からの年金給付は、開始年齢が徐々に遅くなり、支給額も確実に減ってきており、今後さらに開始年齢が遅く➕金額もダウンする予定です。
定年後の継続雇用も増えていますが、「在職老齢年金」のしくみにより、年金が減額される事があり、定年がない経営者や役員も報酬額によっては年金0ゼロになる場合があります。

▪️年金額が目減りする時代
▪️老後の不安
では、セカンドライフに必要なお金は、いったいどのようにかしこく増やせば良いのでしょうか?

超低金利時代、銀行預金ではお金は増えません。

公的年金が減っていく今だからこそ、「自分年金(自分の意思で作る年金)」のしくみを知る必要があり、所得控除のしくみを上手に工夫し、節税することも大切です。

▪️確定拠出年金のしくみ
・毎月掛金を拠出します。
・個人(社員)が自己の責任により運用を行い、原則60歳で受給権を取得、年金または一時金として受給

基本的に全国民(専業主婦でもok)が加入出来るようになった「個人型拠出年金(401K)」も毎月拠出する掛金は所得控除を受けられるしくみですし、「企業型401K」も会社が制度を準備する必要がありますが、全額損金算入などメリットがあります。
運用益も非課税、受け取る時にも一定条件で非課税となります。

運用する時の「ワイドショーの法則」や、年代別に資産配分を変えていく事、先生自身がリタイア後も趣味のロードバイクが出来るよう?!、どのようにお金の準備をされたのかも伺いました。

詳しくは、北村先生の著書、「お金のカベ」をお読みください。






将来を悲観するばかりではなく、「手取りを増やす生涯賃金設計」や「退職金制度」、「企業型確定拠出年金(選択制401K)」のしくみを作りませんか?
社員の将来も考えるとともに、社長自らも『自分年金づくり』いたしましょう。

生涯働く期間も長くなり、『働き方改革』も急務、課題ですが、お金の話もとても大切です。

北村先生、年金の複雑でわかりにくいしくみを、わかりやすく 、面白く 、実例を交えてお話して頂き、ありがとうございました。