ドリサポ広報 田所です。
昨日、SRCB(社労士のためのコンサルティング勉強会)、『ダイバーシティ・LGBT対応で知っておきたい労務管理のツボ』
に参加してきました。
講師は、LGBT研修講師で、2015年に渋谷区同性パートナーシップ証明書第1号を取得された増原裕子先生です。
●LGBTの基礎知識、
●LGBTが抱える困難と社会の動き
●LGBTと職場の課題、先進企業の対応事例
●LGBT対応の具体的なアドバイス
●就業規則整備のポイント
について、2時間半にわたって教えていただきました。
日本の13人に1人はセクシャル・マイノリティであるということ、
LGBTも働きやすい環境は企業価値の向上となること、
そして、就業規則整備のガイドライン、例についても教えていただき、充実の勉強会でした。
参加者からは、具体的、現実的な質問も飛び出し、非常に熱い2時間半でした。
この勉強会で、可愛い虹色のステッカーが配布されました。
これは、「私はLGBTの支援者=【Ally】(アライ)です」を意味するステッカー。
これをPCやスマホ等に貼ることで、「私はLGBTの支援者です」と表明することが出来ます。
まだカミングアウトしていないLGBTの学生が、Allyステッカーが人事担当者のPCに貼ってあるのを見て入社を決めた、ということもあったそう。
このステッカーを貼ることについて「でも私はLGBTをちゃんと理解していないし。。」と躊躇する方がいらっしゃいますが、、
そこに「あなたに寄り添いますよ」という気持ちがあれば、それでいいのです、という増原先生の言葉が非常に印象的でした。
LGBTに限らず、周囲の人に「あなたに寄り添いますよ」という姿勢を示すことで、その人も自分も楽になったり、生きやすくなることってありますよね。
人に寄り添う、支援する、という姿勢の表明は、多様な人々が生きる現代社会で、非常に強い「力」になる、と感じました。
増原先生、ありがとうございました。
皆様も「Ally」になりませんか?