落語界の歴史が動いた。

博打に身を持ち崩した小林七郎が、２６歳年下の仲子に惚れた。


仲子の家族から『まっとうな噺家になったら仲子を嫁にやる！』と言われ、噺家人生をやり直す為に関西へ修業に出る。


仲子の親族は出来ないと…しかし、七郎は初代桂三木男となり芸を磨き、東京に戻り多くの古典噺を持ち帰り芸術協会に戻る。


今語られる落語は『お前のじい様が、関西から持ち帰り江戸弁に直し落語界に貢献したんだから…』とかの談志から二代目三木男は吹き込まれていた。