番外編結婚〜離婚3回の経験談 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

番外編結婚〜離婚3回の経験談

ようやく連絡のついた弟は、息子を養護施設に入れて…に激怒した。

離婚無効の訴えは弟は全く興味がなかったようだ。

当時弟は『3時に逢いましょう。』の準レギュラーで同じ仲間に今も活躍されている大澤孝征弁護士がいた。

『大澤先生にお願いして弁護団を組んで貰い、康浩は渡さない!』
『べ、弁護団~そこまでしなくたって…』
『いや、万全を期す!』


すぐに大澤先生のスケジュールの空いている日に、のこのこ宮益坂の先生の事務所で打ち合わせをした。


先生も『弁護団は必要ないと思います結婚ねぇ。家裁の調停ですから…』
とは言うが弟は納得しないだろう。


次の家裁の調停には、私と大澤先生はSPに守られるように調停室に入って行った。

調停員の方は、まず人数の多さに『ギョ!』として、次に大澤先生に『ハッ!』として『いつもテレビ見ています。』から始まった。

大澤先生は終始鼻の穴を膨らませて、最後には『盗聴事件も、まだ解決していないし子供に取っては母親の側で祖母もおり、父親がわりの叔父もいる現状が良いのは解りきっている。養育費など一切いらない代わりに面会権も渡さない!』


『あれぇ、養育費無しかぁ~』と心の中で呟いた。

とりあえずその日のうちに判事が出て来て『離婚無効の訴えは却下、子供看護の訴え却下、以後養育費の支払いの必要はないが面会権も剥奪』と無事終わった。

その後の私を待っていたのは膨大な弁護士費用だった。