血の系譜 (セクハラの後始末) | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

血の系譜 (セクハラの後始末)

今この珍事を弟に話すべきか考えながら部長の手垢を落とすために風呂に浸かる 深夜、三木助の車が発進する音が聞こえた。

また帰って来なくなるのか、近くに行ったのか…部長のセクハラどころではなくなって風呂から出た。


しばらく待ったが帰って来ない。


でも12日夜には帰って来る筈だ。


そう信じて私は眠りに就いた。


翌日部長から何度も携帯電話に連絡があるが出る気にならず私は思い切って、学校の理事長秘書に連絡を取り、その女性秘書の方に事の次第を説明して対処を頼んだ。

結果はまた呼び出しだった。


さすがに学校への呼び出しではなく、新宿の京王プラザへ来てほしい!との連絡だった。

この一連の事件に巻き込まれてから何回呼び出しを喰っただろうか。

必ず組織は人を巻き込んでは 『〇〇へお越し戴きたい』 と当たり前のように呼び出す。

迷惑かけた上に時間と労力を取られ、ごめんなさい!で終わるから、人は関わりを持ちたがらないのではないか?

迷惑をかけた…と考えたら相手に合わせ出向くのが筋ではないか!と私は少しムカッとしていた。

結果京王プラザには理事長始め理事が集まり、事情を聞かれ、学校法人に一任して欲しい!と頼まれた。

その時私も、セクハラ部長の事より三木助が今日帰って来るか否やで手一杯だったので了解して、慌てて事務所に戻って行った。