昨日夜、NHKで放送された
「血糖値スパイク」についての啓蒙番組を見ました。
空腹時に血糖値を量ると正常値だけど、
糖質摂取後1時間くらいで計ると
130だか、140を超える異常値を検出するひとがいる。
時間が経つとまた、正常値に戻る。
このように食後1時間から2時間の短期間に、異常に血糖値が高くなり、数時間後には正常に戻る人は、
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、ガン、認知症の危険性が高いので、要注意。だそうです。
胃を切った時から抱いていた不安。
血糖値の急上昇とそれに伴うインスリンの過分泌。
それによっておこる、ダンピング症状。
それって、認知症になりやすいって事だよなっと
以前から心配していたの。
前に、「ためしてガッテン」で放送していた事。
糖尿病と認知症の関係について。
老廃物質(アミロイドβ)の排泄を担う、インスリン。
血液中の糖分を筋肉に吸収させるために必要なのもインスリン。
血糖値が高すぎると、インスリンがそっちにかかりっきりになってしまい、
細胞中の老廃物の処理まで手が回らなくなって、
結果老廃物が溜まっていく。→ 認知症になりやすい。
その番組を見た時、怖いなあと思ったんです。
今回の、「血糖値スパイク」 の話は、モロ、胃を切除した私たち、
日ごろ、ダンピング症状に悩む者にとって、非常に切実な問題ですね。
番組の中で、視聴者から
「血糖値が異常に上がっているかどうか、自覚症状はありますか」
との質問に、専門医から、
「食後、非常に眠くなるような時には、高血糖になって居る場合がある」と、
例としてあげていました。
私は、毎食後、耐えがたい眠気に襲われる時もあり、
なんだか、きがかりです。
胃がんは、かろうじて危機を脱したと喜んでいるのに。
胃を失ったために、新たな病気のリスクがとても高まるって、
悲しい。
まあ、食事の、野菜や蛋白質、脂質と、糖質との、食べ順を工夫することで、血糖値スパイクを予防することはできるらしいのですが。