世界遺産の古都フェズから、ヴォルビリス経由で280km弱で到着した、モロッコ首都、ラバト。
モロッコ内で5泊のうち唯一、ラバトのホテルは5ツ星とパンフレットにも高々と謳われていました。

 

普通、☆☆☆☆☆といえば、ミシュランはじめ、ガイドブックが与える格付けだと思うのですが、
ここのホテル、ホテルのマークとして5つ星が看板に刻印されてました(^_^;) そういうこと??

出発前に色々検索してみたけど、本当の意味の五つ星ではなさそう・・・期待すべからず(-_-;)
と、思っていた割には、立派なホテルでした。

 
 

日本にいるのと変わらない、違和感を感じないシンプルモダンな室内と、充分なアメニティ。
ポプリの容器がモロッコっぽい。ロビーフロアの洗面所は本物のバラでデコレーションされてました。



到着したのが19時少し前。部屋で一息ついたらすぐ夕食。モロッコ最後の夕食!
ということで、同じテーブルになったツアーの方とワインを半分ずつシェア(お互い相方は飲まないので)

CP(セーペー)はモロッコワイン。辛口で飲みやすい軽めのワインでした。

 

ここでもブッフェスタイルです。スープはどこでいただいてもハズレがなく美味しかった。

 

前菜と、メインはヒレ肉。モロッコらしさはもうほとんどなく、普通のホテルブッフェでした。
敢えて言うなら・・・西洋文明の中に戻ってきた感(笑)



食後、ホテル周辺を散歩。前日のフェズは、危険だからと外にも出られなかったけど、ここはOK。
買い物できるスーパーでもないかと聞いてみたけど、徒歩10分のお店はすでに閉店時間。残念・・・

結局、早々にホテルの部屋に戻り、最終日のパッキングに精を出しました。
とは言っても、陶器やバブーシュを買ったくらいで・・・余裕でした(^_^;)

 

翌朝。バゲット、モロッコに来て初めて見た気がする。



8時半にホテルを出発。ラバト市内は1時間ほどの観光。



やってきたのは、ムハンマド5世の霊廟。



ハッサンの塔の広場。中央のミナレットは未完のまま残されています。
初日マラケシュで観たクトゥビアモスクと同じ設計者だったそうですが、途中で亡くなったのだそうです。



霊廟内。前国王のムハンマド5世の石棺が収められてます。写真撮影オッケーなのね。。

 

霊廟の四方に衛兵さんたち。写真怒られるかと思いきや、並んで写真撮ってくれました。



最後にもう一度、ハッサンの塔の広場を抜けて、ラバト観光はこれで終了(°д°)
ま、タイトな日程承知だったし、ラバトは行政機関が集まる首都機能のある都会だしね。



もちろん、信号もあるし(笑)



路面電車も走ってるし。



そして、ラバトには海がある!ずっと内陸の砂漠の方にいたので、海の眺めが新鮮でした。



見えるのは、大西洋。300kmほど西に向かえば、ジブラルタル海峡を超えると地中海です。



バスは、約100km東のカサブランカに向かって走ります(強烈な日差しでバスの影が見えてます)。
いよいよ、帰路のカサブランカの空港へ向かうのでした。