モロッコ記事、少々間があいてしまいました。

写真が多いのは他のエリアも同じなのですが、フェズという古都、街として一番魅力的で写真が膨大・・・。
整理しきれていませんが、残りをアップしていきます。あと少々お付き合いくださいませ。

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内陸にあるサハラ砂漠で朝日を観たあと、460kmを走ってフェズに着きました
フェズはモロッコ一歴史のある街なのだそうです。その起こりは9世紀頃なのだとか。。



まずバスでやってきたのが王宮。王様のフェズでの滞在先(普段はどこにいるのか・・)。



目の前の大きな通り・・・。王様専用道路、の風格。

 

黄金のドアは閉ざされてます(当然)。
黒マント(左)はツアー中ずっと随行のガイドさん。フェズ出身なので顔見知りにバッタリ。

その後、世界遺産登録されているフェズの旧市街が見下ろせる高台へ。

 

小高い丘の上の要塞のような場所から一望の、世界遺産の街のようす。


向かって左手


正面


向かって右手

特に正面のあたり、ぎっしりと建物で埋め尽くされた街の様子が分かります。
全体的に白っぽい建物が朝日で反射して・・・眩しくて写真がうまく撮れませんでした。。

のちほど、その旧市街地内を散策することになりますが、
まずは、この日のお楽しみのお買い物のひとつ、陶器店へ立ち寄るそうです。

そこが、楽しかったのだ~(*^_^*)

 

一旦バスに乗り、ほどなく下ろされたのがアール・ナジという陶房。

合格Art Naji http://www.artnaji.com/an/index.php

 

この旅で、モロッコ製の茶碗を買って抹茶を点てるという野望がある私にはウキウキの場所!
このためにお抹茶と茶筅と水筒だけは持ってきたのだ(笑)いざ、いざ!

いきなり土産物店かと思ったら、製造過程を一通り案内してくれました。それが楽しかった。。



土を練る。この作業、私にはツライわ・・(書いてる今まさに腰痛出てるから(^_^;))

 

足で蹴って回すろくろで成形、隣の人はヤスリをかけているようです。



次は絵付け。

 

慣れた手つきで彩色してます。けっこう細かい作業だけど、早い。



窯は、電気か薪か・・・聞きそびれた。

 

雑然とした工房の中を通り過ぎて、いよいよショップか?と思ったら違った・・・



ガラーンと広い倉庫みたいな場所へ。

 

この場所、モザイク製品を作る場所でした。焼いたタイルを細かく割って絵柄にしている!

 

おおまかなようでいて、繊細な作業だと思う・・・。すごーい。



色の部分を下にして並べて、裏側にセメント流して固めます。間違って違うピースはめたりしないのかしら(^_^;)



ホテルやモスクで見かけたモザイクの噴水などはこういう風に作られているのね。



展示品には値札がついていたけど・・・こんな大きなものは買っていけないね(^_^;)




文様見本。とてもカラフルです。マスキングテープみたい(^-^)



で、いよいよお買い物タイム。大きな壷などもあるけれども・・・

 

やはり小物しか買えません・・・持って帰るのが心配で(^_^;)



最近は、陶器を買うことは控えていたのだけれど・・・旅先で、作業工程を見たあとではね。
財布の紐も緩むってものです。



買ったもの。紙とテープでぐるぐる巻きにされたのを、その日の夜のホテルで広げてみました。
お抹茶茶碗に使えそうなボウル大中小と、楕円のお皿大と小2枚。

陶房のあるフェズでは、白地に青の文様が伝統的なのだそうです。だから皿も椀も1種類入れました。
ようやくお茶碗ゲット!で、お抹茶を点てようと思ったけど、日程の都合もあり結局断念・・・。

この旅行記がまとまったら、同行友人とアルバムみながらモロッコ茶碗でお抹茶でおしゃべりしようと思います。

陶房をあとに、フェズの旧市街地に向かいます(つづく)。