このたびキョトンPさんの「メイドインヘブン」を歌わせてもらいました。
高かった・・・高いよこの歌wwwww



俺のわがままで何回もmix直してもらって 
最後まで付き合ってくれたまーくんありがとう。

動画も何回も直してもらって自分の誕生日を犠牲にしてまで
思うとおりのものを作ってくれたかまさまありがとう。

簡単なイメージを伝えただけでドンピシャに絵を書いてくれて
最後動画に素敵な色をいれてくれたさんざしさんありがとう。

ハモリで悩んでどっちの声がいいか悩んで
細かく聞いて朝方まで助けてくれたおっさありがとう。




今回の動画は 6900000000 を歌ったときから
絶対に歌おうと決めていました。
5月に投稿したからずいぶん時間たってますねw
道のりは長かった・・・・。


2つの歌は関連性があるので一緒に聞いていただきたかったのですが
いかがでしたでしょーか!!!ふぉおお(●´ω`●)


思い入れが強くて思わずオリジナルPVとか
作ってもらっちゃったんですけど
原曲様のPVもシンプルで大好きです。

ひよこと棒人間。
書いて消して書いて消して・・・・の繰り返し。
アニメーションってすごいんだなっておもいました。
無事できたのはかまさまのおかげです。
ひよこきたら人間ステップ踏んでるんだよ可愛い。




さて。
追記を書きたくて久しぶりにBLOGを開きました。
『暇な人だけ』 ここから下を読んで下さい。
まーじで長いからwww






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はい、下にきてくれた方ありがとうございます。
俺が妄想好きなのはツイッターで絡んだことがある方は知ってると思います。

解釈は人それぞれなのでこれはあくまでも柴尾個人の意見です。


6900000000もメイドインヘブンも聞いたとき「死」を感じました。

俺は死というものと距離が近いので
メイドインヘブンには思い入れが強くなってしまって
一人勝手に爆走してしまいました。

この曲は カレ が カノジョ(もしくは大切な人)に
対して送った曲だと受け取りました。
そこから物語は始まりです。

彼と彼女のストーリーが頭にバーって広がって
そうして 歌は「彼」視点で歌い
「彼女」からの視点で妄想を繰り広げました。

投コメが「地上に残す君へ」なのはそのせいです。

「僕の分もひたすら 歩いて 歩いて 歩いて」


ではその彼女の妄想を どうぞ。





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出会ったときは私が18歳、彼は22歳。
背が高くて痩せていてあまり喋らない人でした。
バスケが上手くて大会に友達といつも応援しに行きました。

嬉しいときも
悲しいときも
話を聞いて静かにうなずいてくれて
お兄ちゃんのように見守ってくれる人でした。


彼はケツメイシのさくらという歌が好きでした。
「私ね、この曲好きなの」
そう言った次の日にさくらが着信音になっていました。

彼は海が好きでした。
「私ね、海が好きなの」
その夏から真っ白だった彼は、気づけば真っ黒になっていました。

彼は運転が上手い人でした。
「私ね、ドライブ好きなの」
その日から遠回りをしてくれるようになりました。

あまりにも長い間、存在が近すぎて、彼の行動が自然すぎて、
その行動がどういう意味だったか考えたことがありませんでした。
今になってわかりました。
でも、もうありがとうと伝えることができません。



大切な人が、空に昇っていきました。

「柴田さんはどなたですか」と、私の名前を呼びながらまわりに声をかけている人がいました。
「すみません。私です。」
初めて見たその人はとても優しそうで、色白の綺麗な人でした。

「ありがとう  …仲良くしてくれてありがとう。」

「…お母さんですか」

これだけ古い付き合いなのに、お母さんに会ったことがなかった。
お母さんは涙を流しながら、袋に入った6台もの携帯電話を渡してきました。

「これ、送信ボックス見てあげて」




ぼーっとしたまま、みんなから少し離れて携帯を開くと、
未送信のままのメールが32件送信ボックスの中に保存されていました。




「はるかへ。18歳の誕生日おめでとう。お前がうるさいから嫌でも誕生日を覚えたよ。俺の誕生日も覚えろよ。18歳って楽しい年だよ。いい年になるといいな。」

「応援ありがとう。でもあんま大声で叫ぶなよ。ちょっと恥ずかしいかな。でもうれしかった。」

「はるかへ。19歳HAPPY BIRTHDAY。あと1年で大人になるから、悪いことは今のうちにやっとけ。プレゼントほしい?」

「明日、花火大会連れてってやろうか。」

「はるかへ。成人おめでとう。素敵な大人の女性になって下さい。振袖似合ってたよ。」

「はるかへ。21歳の誕生日おめでとう。早いな、もう知り合って5年経ったよ。でも中身は変わってねぇな。早く大人になりなさい。プレゼント何がいい?」

「昨日ごめんな」

「はるかへ。22歳の誕生日おめでとう。なんだか急に大人になったな。おじさんをドキドキさせるのはやめなさい。」

「はるかへ。23歳おめでとう。社会人になってから考えがしっかりしてきたな。俺の相談にのってくれてありがとう(笑)今度、お礼にちょっといい店に行こうか。」

「はるかへ。24歳HAPPY BIRTHDAY。今年の誕生日は彼氏とゆっくりできたか?俺はもう30になりました。でもお前も来年になったら四捨五入して30だな。プレゼントはなにがいい?」

毎年毎年、誕生日のメールは送られないまま、
6台の携帯に保存されていました。
ありがとうや、ごめんねや、遊びに行こうという誘いのメールも送られることのないまま、保存されていました。


「送ってくれなきゃわかんないし」
いつも〝うん〝や〝そうだな〝とシンプルな文章ばかりでした。
誕生日も、いつも〝忘れてた〝。
プレゼントは後になって渡されていました。


一番新しいメールは七夕に作成したものでした。


「7月7日(金) 19:42
はるかへ
今日は七夕だな。
雨降ってないから織姫と彦星会えたぞきっと。
俺は、お前に会いたいかな。
彼氏とは仲良くやっているか?
泣いて電話をしてこなくなったということは、うまくいっているのか。
それともお前が大人になったかな。
実は少し残念だったりする。
こうゆうときになって初めて気づくもんだな。
お前の存在のでかさ。
結婚しても一番に相談にのれる人でいたいと思う。
頼れるのは俺でありたいと思う。
あんまり願い事欲張るなよ。」


私には、「明日ひま?」 それが最後のメールでした。
どうして、神様はいつもタイミングが悪いんだろう。

久しぶりだったのに1分でも会わせてくれなかった。

本当にもう会えないんだと思ったら、心臓が早くなって、涙が止まらなくなりました。
薬を飲んでいたのに息ができなくなって、気づいたら病院のベットの上でした。


最悪。

お別れできなかった。

どうにかしたい。この自分。

きらい。

強くなりたい。

自分に嫌悪感を抱いてベットから起き上がると
彼のお母さんが病室を訪ねてきました。


「  ありがとう  」
そう、 言われました。



私のほうがありがとうなのに。

言葉が出ず、頭を下げるのが精いっぱいでした。


ありがとう。


ありがとう。



きっと、この先何回言っても足りないくらい。


ありがとう。

ありがとう。




大切な人が空に昇って行きました。
出会ってから8年間。
これからも、この先も、ずっとあなたを忘れないよ。


ねぇ、この声聞こえてる?






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いつもこんな妄想をしています。

メイドインヘブンは最高の妄想材料でした。

では長文にお付き合いいただきありがとうございました。

柴尾