安田監督撮影日記 「幸福のスイッチ上映日記29」 | 映画『幸福のスイッチ(しあわせのスイッチ)』監督Blog

安田監督撮影日記 「幸福のスイッチ上映日記29」

以前お知らせしましたが、去る2月9日、MBSドラマ「天使の悪戯」に、「幸福のスイッチ」三女役中村静香ちゃんがメインで出演されました。

天使役天使で、とってもキュートでしたよ。ラブラブ

次回は3/09(金) 25:10~25:40とのこと、関西の方は是非ビックリマーク

DVD「中村静香 / Fine」の発売イベントも、3月3日、東京の石丸電気で開催されるそうです。


宝石赤 中村静香/Fine DVD発売記念イベント

石丸電気(SOFT2 8Fホール)

2007年03月03日(土) 14:00~

http://www.ishimaru.co.jp/event/16011599/


 


ところで、和歌山は映画づいているのか、青年会議所の50周年記念映画「心の絆~この海からふたたび~」が撮影されるそうです。
監督は、大阪の三谷ディレクター。

原作、脚本は別の方らしいです。(原作を青年会議所が募集していたかと・・・)

三谷ディレクターとは、読売テレビ「黄金の法則」で何度かご一緒しました。
脚本家、ディレクターともに何人かいて、私は脚本のみ担当していました。
この番組の脚本執筆は、非常に勉強になりました・・・。

3つの商品CM(各1分)を、5分のドラマでつないで見せる、ドラマ仕立ての広告番組なので、ある意味「三題話」。
3商品を出すという条件の他に、予算や日程、キャストの都合、スポンサー要望(商品をドラマ中に使うとか、ロケ場所を指定されるとか)等、様々な条件が加わります。
それら全ての条件を5分ドラマでクリアするのは、かなりタイトな作業です。

例えば、「レストラン(要ロケ)、ワイン新製品(役者に飲ませる)、花束キャンペーン」という三商品なら、「カップルがデートでレストランにいってCM、話がはずんでワイン飲んでCM、喧嘩して仲直りの花束出してCM・・・」などとつなげやすいですが、そんな簡単な組み合わせは少ないもの。

究極の三題話だったのが、「映画タイタニック、プレステの落ちものゲーム・ぷよぷよ、柿の葉寿司お歳暮キャンペーン」という組み合わせ。
この3つで5分ドラマかいな~とボヤきながらナントカ書いていったら、ディレクターからさらに「マリッジブルーと父親とのからみを加えてよ」とリクエストが・・・ご、5題話になってしもたがな・・・5分やのに・・・その時のディレクター、三谷さんでした(笑)
結局、なんとかマリッジブルーと父親とのからみを加え、結構ええ話にまとまりましたニコニコ


そんな調子で「黄金の法則」脚本を20話以上担当したのですが、毎回、条件も執筆期間もかなりタイトだったので、
「どんなに条件が厳しくても、自分らしさのある、ええ話にする」という良い訓練になりました。

脚本仕事でアレコレ条件を出されてもあまり抵抗なく検討できるのは、この番組で鍛えてもらったおかげが大きいです。
脚本家志望の方には、三題話、オススメですビックリマーク



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