シータヒーリングについて考える その2 | 結婚、人間関係、仕事、経済、過去のトラウマなどに悩むすべての人へスピリチュアル・心理学を用いた [幸せと豊かさの学校]
2回目の今回はシータヒーリングを習得するためにどのくらいの練習量が必要かを書きたいと思います。
あくまでも私が初期の頃に行っていた練習量を基準にしています。

シータヒーリングはシンプルで簡単な技術ですが、それでもかなりの反復練習が必要です。
3日間のセミナーを受けたからといって誰でも習得できるわけではありません。
しかし、この技術に真剣に取り組めば、だれでもシータ波を作り出し、軌跡の癒しを体験できるでしょう。

よく、シータヒーリングを習ったけれども、シータ波を出すこと自体がよくわからないとうったえる方がいます。
その原因は主に2つと考えられます。
一つ目は、圧倒的な練習量の少なさです。
その1でも書きましたとおり、シータヒーリングは外気功に似た技術ですが、外気功のトレーニングならば、変性意識を作り出すのに最低でも数ヶ月から数年のトレーニングをするといいます。
シータヒーリングのトレーニングがそれに較べればどれだけ簡単かわかると思います。
ぜひ、外気功のトレーニング並みの意識で取り組んでください。

二つ目は、経験の少ないインストラクターに習ってしまったことです。
シータヒーリングはライセンスの仕組み上、ヒーラーとしての経験を積まなくてもインストラクターになることができます。極端に言えば、先月基礎セミナーを受けた人が、今月インストラクターセミナーをうければ、インストラクターをして教えることができます。
このあたりのことは、まさに個人の良識にゆだねられているわけです。
これは米国本部がそのようにしていることですので、私は異論を挟むつもりは一切ありません。
しかし、ヒーリングという技術が机上のものではなく、セラピストの経験に裏づけされた技術である以上、インストラクターがこれまでにどれだけのセッションをこなしてきたかが、セミナーの質に大きな影響を与えると思います。
シータヒーリングのアナトミーセミナーで教えられる程度の情報量が、実は『シータヒーリング』の本に書いてあります。しかし、本を読んでもよくわからないので、インストラクターの経験値をコピーするためにセミナーはあるわけです。
セミナーを受ける時は、そのインストラクターがどのくらいの数のシータセミナーを受けてきたかだけではなく、どれだけのセッションをどれだけの密度と数で、にこなしてきたのかをチェックするのがよいと思います。



私の体験では、基礎セミナーを受けた後は、少なくとも1日に30回はシータ波になる練習を続ける事が必要です。それを1ヶ月は継続してください。しかも、電車の中で立っているときなど、騒音があって過酷な環境でも5秒以内にシータ波になる訓練をする必要があります。
そこまで、やりこめばシータ波のレベルも深く堅固なものになります。


また、そこまできたら身体痛のある方に、エネルギーを入れるだけのシンプルなワークをたくさんさせてもらってください。
痛みの原因や程度にもよりますが、かなりの頻度でその場で痛みが消えると思います。

シータヒーリングは実践会でも練習できますが、一番の練習はヒーリングを知らない人、できればヒーリングに懐疑的な人にヒーリングをさせてもらって、現場で技術を磨くことが一番の上達方法だと思います。

思考のワークについては、個人的には難しい問題も少々はらんでいると思いますので、このコラムの中で詳しく解説していきたいと思っています。