ときには
ここは
夢の続きを知る
大切な
愛しい場所であるから
思い悩んで
ひたすら落ち込んだら
ふとした瞬間に
また、光なら
届くだろう
ときには
知らない自分を
肩に羽織ってみるのも
いいかも知れない
いままで
目を逸らしていた
不恰好な日々を
憎んでた
孤独の鏡の中で
呼吸(いき)は
知らず知らずのうち
新しいきっかけを探していて
もう二度とは
めぐりはしない一瞬を
惜しんでるかのように
身代わりのように
白くなる
ときには
過ぎゆく時間を
両手より
こぼして止めたっていい
あなたが 思い出せるまで
想いが 背中を押せるまで
いつまでも
いつまでも
待とう
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