バイバイ
ああ 今まで
気づかなかったけれど
昨日と同じように
元気でいられるわけは
ああ 君から
話してくれたことで
せつない、つらいことも
すっかり忘れてゆける
夕陽のほう
友達が呼んでるよ
真っ赤なグラウンド
せき立てられた君は
素敵な影を揺らして
思い出のどこか
二人にしか見えない場所で
真正面から
君のことを
しっかり目に焼き付けたい
葡萄色の空
小さな君が
もうすぐ消える
ありふれていない
夢のひとつ
胸へと大切にしまう
重なり合えない
小さな距離も
いまはウレしい
まっすぐな視線
染まるゼッケン
ゆうやけ
しんみりしちゃうな...
また、あした
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