サヴォア
あの頃の私が切ないから
ふとした時には
胸の傷みに連れ
はじまりくる心細さの渦
けじめの言葉
思い悩んで…
それでも強く、言ったでしょ
ありがちな答えを
嫌わずに信じてる
私を 守りたい
手違いじゃないけど
涙はまだ
隠しておいてね
弱気な頬
それまで、待っていて
枯れていた枝にも
緑の葉と
風が巡り逢い
高くなってく空
鳥は
雲の真下を泳いでく
遅れを取るな
上げる鳴き声
今日は明日には
消えてる
届かせて、想いを
愛しさで囲われた
童話のような路(みち)まで
手土産はないけど
いつの日にか
必ず辿り着いてみせるから
それまで、待っていて
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