スタースタースター
沢山の煌びやかな星の羅列
沢山の願いを反射(うつ)してる
何等星かな…
って、そういうことじゃなく
不確かな未来へ布石を標したい
転んでもまた立ち上がる
駿馬(しゅんめ)のように
つらそうな顔ひとつ
見せやしない
その隣で
遠く離れていても
感傷的に
なってしまったとしても
夢は居ますか?
不安はほどけましたか?
抽象的な答えで
かまわないのだから
遠く離れていても
偽りのない努力の中で
投げ出すことなく
日々暮らしていると
星は揺らめき
蠢(うごめ)き
反映(しめ)してくれるけれど
藍色の空が今、泣いている
誰かから
意地悪をされたよう
仲良く並んだ、
運命なのにね…
もしも
流れ消え逝く時世が
至極冷酷に訪れたとしても
その聖地にはまた
新たな熱を帯ぶ星が
揺らめき 蠢き
輝いているだろう
輝き出すんだろう
輝いてみるだろう
(c) shesquay
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