でき婚について。 | タメイキ☆ヴィーナス

でき婚について。

昨日のコメレスに、でき婚には反対派となにげに書いたことについて


もう少し自分の考えを綴ってみたいと思います。


我が家には高校3年の息子と中学3年の娘がおります。


片親ながら、グレもせずすくすくのびのびと育ってくれました。


毎日笑いの絶えない雑談をします。


息子に彼女がいるのかどうかよく知りませんが、


もしも・・・相手の女の子を妊娠させてしまったとしたら・・・


わたしはご両親に頭を下げにいかなければならないでしょう


大事に育ててきた、将来ある、しかもまだ年端もいかないわが娘が


そんなことになって不安で不安で泣いているとしたら。。。


どんなに頭を下げても、ご両親の深い悲しみを癒すことはできないでしょう


これからまだいろんなことを学び、いろんな出会いをし、たくさん恋をするはずだった


大事なお嬢さんの将来を変えてしまったとしたら。。。。




では、わたしの娘がもし妊娠したとしたら。


なんのかんの文句は言っても、もし本人が好きで産みたいというならば


やはりできるかぎりのことはしてあげたい。 それが親でしょう。


いのちは尊い。 何にもかえがたい。


まず産むかどうかの選択をし、産むことを決めたとしても途中で流れてしまうこともあり


受精から無事に生まれるまでの道のりを考えると


生まれてきてくれることは奇跡のようでいて親にとっても大きな意味のあること。


天使の世話をしながら、笑顔に癒されながら、かんしゃくに振り回されながら


自分たちも親を自覚し親になってきたような気がします。


新婚から結婚生活に悩んでいた私は、


病院で妊娠を告げられたとき、外の公衆電話から実家の母に電話をかけ


「どうしよう・・・どうしよう・・・」と泣いてしまいました。


望んでいなかった子供。 不安で涙があふれてくるのです。


母は受話器のむこうからおめでとうと優しく言ってくれました。 


そして私は、子供のために頑張ることを決めたのです。


「できた」ことでふんぎりがついて頑張れることもある。


この子を守れるのは私。 頑張るチカラがわくんです。


だから、でき婚に頭から反対というわけではないの。


ただ、できるなら心の準備と環境の準備ができて、望まれて生まれてほしい


そう思っている、ということなんです。




くつした♪

生まれてきてくれてありがとう


大切なたからものたち


いつか空たかく飛んでゆけ


わたしはここで


いつまでも後姿を見守ろう



             by shell