児童発達支援・放課後等デイサービス　

「シェルフ」　のブログです

当事業所が開設した当初から、スタッフのお子さんも利用されています

片方の手に麻痺があるため物をうまくつかめず、学校や家では「こっちの手は使えないから使わない」という子だったのですが、シェルフで訓練を始めることで、手を使うことが「出来ない」という劣等感から「出来るようになってきた」という達成感を持ってもらえるように変わっています

具体的には日常生活訓練と心理士による個別療育（プレイセラピー）を行いました。

集団での日常生活訓練の中では、保育士や指導員が両手で軽くキャッチできるボール投げを、ご本人が楽しみながら続けられるように声かけやボール投げの方法を考慮しながら実施しました。また、無意識に両手を使うブロック遊びに誘導して訓練を行いました。これらの遊びの効果を高めるために他児童も参加した遊びを展開して、褒め合うことで、楽しいという感情を共感しつつ手を積極的に使うことが嫌なことではなく、楽しいことだと認識出来るように日々の訓練を積み重ねています。

おやつの時間も訓練で、おやつの袋を両手で開けられるようになった時は「開けられた」と嬉しそうに教えてくれました

今後は、保育士による個別の日常生活訓練の時間を増やそうと計画しています

心理士による個別療育では箱庭療法や描画療法、粘土を使った造形療法などを実施し、お子さんの心の中にアプローチして、手が使えないことに起因するストレスを昇華し、やる気（エンパワメント）を高めます。

また、発達の状態を評価（アセスメント）して、日常生活訓練を行う保育士、指導員に遊び方の変更を指示するなど訓練方法を指導します。

状況によって、知能検査や発達検査を行ったり、保護者様からの発達相談を受け付けております。

まだ先の話かも知れませんが、確実にやってくるお子さまの自立の時のために、シェルフでは日常生活訓練と心理臨床の療育支援でお子さまの生活基礎能力を養います。

学校や保育園、市役所、児童相談所、相談支援事業所、療育センター、教育相談室など、お子さまの発達を支援する機関との連携も積極的に行っております。

お子さまの自立を支えあいましょう

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児童発達支援・放課後等デイサービス

「シェルフ」

住所：埼玉県さいたま市岩槻区城南３−７−１

（駐車場あります）

お問い合わせは下記（担当：松井、古川、村形）まで。

電話：048-716-7322

Email：shelf1506@gmail.com

＊＊スタッフ募集中＊＊

当事業所は心理療法、ソーシャルワークを中心に、地域の支援機関と積極的に

連携した支援を提供する児童発達支援・放課後等デイサービスです。

児童福祉分野で活躍したい方、歓迎いたします！

福祉・医療経験者、有資格者（社会福祉士、臨床心理士、保育士、

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、児童指導員などお持ちの方）歓迎。

未経験者、資格をお持ちでない方もご相談ください。

研修、資格取得補助あります！

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スタッフのお子さんも利用して成長しています