手術後しばらく横浜に滞在していた父を
実家のある水戸に送った翌日、
スピマで城ヶ島に行きました。
城ヶ島の海岸
父は私がバイク乗りであることを知りません。
原付バイクがあるのは知っていますが、
まさか大型バイクに乗っているなんて
夢にも思っていないと思います。
わかったら…
当然「危ない」と言うでしょうね。
大きいから危ないということはないんですけどね。
私は高校生の時に
スクーターで事故を起こしています。
事故を起こして親に迷惑かけて
「父に怒られる」とびくびくしましたが、
父は怒りませんでした。
のは、最初だけで
やっぱり
激怒されました😆
私が大型バイクに乗っていることは
父には内緒です。
母は私がバイク乗りであることを知らないまま亡くなりました。
きっと、
父も知らないまま…、
となると思います。
いつものようにくまモンカブで
ガレージに向かいます。
今日の天気はまずまずみたい。
ガレージでスピマに乗り換え
行ってきまーす。
この日の目的は
城ヶ島のしぶき亭さんのまぐろカツ。
もうしばらく食べていない。
禁断症状で泡を吹く前に食べに行かなくちゃ！
新緑の横横を走って、
でも、まだ、
開店時間には早いので
先ずはこちらへ。
また来てしまいました。
横須賀の海岸沿いに建つスタバ。
ホント、丁度いい場所に
出店してくれました
ここでしばしお茶してから
城ヶ島に向かいます。
下道で45分くらいの道のりです。
三浦ツーリングの魅力は
丘陵を走る道、
と思います。
海や山は日本にはよくある風景ですが、
なだらかに広がる丘の風景というのは、
日本国土の形成上
あまり見慣れないですよね。
北海道の人も
三浦の丘陵を見て、
「北海道に似ている」
と言っていたと聞いたことがあります。
三浦の風景にふれていると、
「あこがれ」
という言葉が思い浮かびます。
ふだん囲まれた土地に暮らして、
昔は山や森だったり。今は家やビルだったり。
遠くまで広がる緩やかな視界は
やはり非日常でのどかです。
のどかと感じることが
平和であるような
そんな錯覚を感じて思うのか、
ただ、気持ちが落ち着くのは
ほんとうですね。
そして、
久しぶりに来ましたしぶき亭。
お値段は昔に比べ
かなり値上がりしましたが、
いいんです
しぶき亭のまぐろカツが無くならないことが大事。
もちろんめちゃくちゃ美味しかったです
ヘルメットを持って入店したので、
「バイクさん？」
と聞かれました。
右のマグロの漬けの小鉢は
バイクさんへのサービス品。
ロードバイクの方にも同様にサービスされていらっしゃいました。
しぶき亭さんは
バイクや自転車のお客様に
とても親切にして下さるんです
皆さまもしぶき亭さんを訪れることがありましたら、
是非、それとわかるようにして
入店して下さいね！
ただしサービスは気分による
しぶき亭のおじさんに
「道を広くしているよ。灯台の所も削ってるから。」
「1軒だけ退いてないんだよ。」
「バイクは置いて散歩しておいで。」
と仰っていただけまして、
見に行ってみました。
おお！確かに道が作られてる！
これまで余裕で通れるのは軽トラくらいの道だったのが
バスも通れるような道幅に。
これは、あれですね。
旧城ヶ島京急ホテルの跡地に
高級ホテルの『ふふ城ヶ島』が建設される予定なので、
そのホテルに行くための道を作っているんですね。
城ヶ崎京急ホテルは全て取り壊されていました。
取り壊された城ヶ島京急ホテルは
昭和のまま取り残された城ヶ島を象徴するような
古めかしいホテルでした。
ここに来るには徒歩か、
車なら舗装もされていない海岸の狭いガタガタ道を走ってくるしかなかったはずです。
海岸を歩いてしぶき亭に戻りました
時代遅れのホテルがなくなって
新しく高級リゾートホテルができる
このことは
かなり前に発表になっていましたが、
島そのものの再開発も進んでいたんですね。
ちょこちょこと島のあちこちに
これまでなかった
オシャレなお店も見かけるようになりました。
しぶき亭に戻って、
再び三浦丘陵ツーリングに出発。
すっきり晴れていたら感動的な場所です。
キャベツ畑を眺めながら
トコトコ走って来た場所は
以前にレンタルバイクのハーレーでも訪れたスポット。
ここで撮った写真は
お気に入りベスト10に入るくらい
大切な写真です。
2019年11月
スピマでも
同じ場所で写真を撮ってきました。
あれから、
バイクは自分のバイクになり、
ヘルメットは原付メットから
BELLになりました。
ずいぶん洒落たなぁ（笑）
この後もと来た道を戻る形で
横横を走って横浜に帰りました。
今日も私を無事に帰してくれてありがとう。
