2015年度は世界最大手Netflixの参入や、Amazonによる
プライム会員向け映像配信サービス「プライム・ビデオ」の開始など
大きな動きがありました。
一方で、事業提携を含めた各社の取り組みも活発化しています。
民放テレビ5局は見逃し番組配信ポータルサイト「TVer」を
開始し、テレビ朝日とサイバーエージェントによる無料ネットテレビ局
「AbemaTV」開局など新しいサービスが開始されています。
このように動画配信ビジネス市場全体が盛り上がりを見せており、
今後動画配信ビジネスが本格的に拡大することが予想されます。
本調査報告書では、動画配信ビジネスに関して、その最新概況や
業界構造、ビジネスモデルや収益モデルなどについて徹底分析するほか、
国内・海外の注目すべき事業者の概要と戦略をそれぞれ解説し、
今後の動画配信ビジネスを展望しています。
動画配信ビジネス調査報告書2016
[Amazon・Netflixにより加速したVOD市場、
多様化する企業のビジネス戦略と今後を探る]』
http://www.ssk21.co.jp/repo/re_R_R03S0227.html
■ポイント■
・最新概況や業界構造、ビジネスモデル、収益モデルなどについて徹底分析
・45の国内・海外の注目すべき動画配信サービスの概要も個票形式で紹介
・「有料動画配信サービスの利用率と非利用者の意向調査」と
「有料動画配信サービス利用者の利用状況調査」を掲載
・利用動向調査データ結果の集計結果(Excel形式データ)を収録
-CONTENTS-(A4判 306ページ)
http://www.ssk21.co.jp/repo/re_R_R03S0227.html
はじめに
<1>国内の動画配信ビジネスの最新動向と業界構造
1.映像コンテンツ市場の概況と動画配信ビジネスの伸長
・映像コンテンツ市場の概況
・動画配信ビジネスの市場規模
・見逃し配信サービスの市場予測
・動画配信ビジネスを支えるスマートフォンや
タブレット端末、スマートTVの動向
2.動画配信ビジネスの定義
・動画配信とは
・動画共有と動画配信の違い
・放送と動画配信の違い
・スマートTVの定義
3.ネット系配信事業者の動画配信ビジネスの歴史
・ADSLの普及からスタートした動画配信ビジネス
・セットトップボックスの普及
・テレビ局や新規事業者の参入が相次いだ2005年
・FTTHとソーシャルの普及
・PCからテレビへ
・ゲーム機への配信
・スマートフォンの登場と定着
・定額制動画配信(SVOD)の登場
4.テレビ放送事業者の動画配信ビジネスの歴史
・初期はハードルが高かった番組配信
・民放キー局の参入が相次いだ2005~2006年
・NHKの参入で各社が事業強化した2008~2009年
・各局が独自の道を模索し始めた2013年~2014年
5.動画配信ビジネスの最新概況
・Netflixが国内サービスを正式スタート
・Amazonプライム・ビデオ、GEOチャンネルなど
定額制の新規参入相次ぐ
・無料配信サービスに久々の新顔
・コンテンツ拡充に向けた地道な取り組みも進む
・人気コンテンツの傾向
・終了サービスも複数、一方で「生配信」に勢いも
6.動画配信ビジネスの構造
・収益モデル
・コンテンツの調達
7.プレーヤー別戦略の概況
8.将来展望とまとめ
・Netflix参入で市場活性化、一方で競合への影響は限定的
・販売チャネル確保の重要性
・2020年を見据えた技術的準備
・通信インフラ動向が無視できない存在に
・オリジナルコンテンツ重視路線の継承
<2>サービスの概要と特徴
1.放送局系
・NHKオンデマンド
・日テレオンデマンド
・TBSオンデマンド
・フジテレビオンデマンド
・テレ朝動画
・テレビ東京オンデマンド
・テレビ東京ビジネスオンデマンド
・あにてれしあたー
・WOWOWメンバーズオンデマンド
・TVer
2.携帯電話キャリア系
・dTV
・dアニメストア
・ビデオパス
・UULA
・アニメ放題
3.専業事業者
・Hulu
・Netflix
4.メーカー系
・アクトビラ
5.IT事業者系
・GYAO!ストア
・楽天SHOWTIME
・U-NEXT
・Abema TV
6.レンタルビデオ系
・TSUTAYA TV
・DMM.com
・ゲオチャンネル
7.多チャンネル放送系
・J:COMオンデマンド
・スカパー! オンデマンド
・ひかりTV ビデオ
・auひかり(テレビサービス ビデオ)
8.プラットフォーム系
・iTunes Store
・Google Play 映画&テレビ
・Amazonビデオ
・Amazonプライム・ビデオ
9.ゲーム系
・プレイステーション ビデオ
・Microsoft Movies & TV
10.コンテンツ事業者系
・バンダイチャンネル
・東映アニメオンデマンド
・新日本プロレスワールド
11.動画共有・ライブ配信系
・LINE LIVE
・ニコニコ動画
・YouTube
・Ustream
12.海外のサービス
・Dailymotion
・YOUKU
・BBCiPlayer
<3>ユーザー調査のサマリーと調査概要
1.調査結果のハイライト
・利用率と非利用者の意向調査(<4>に掲載)
・利用者の利用状況調査(<5>に掲載)
2.調査概要とプロフィール
・調査概要
・回答者のプロフィール
3.留意事項
・集計方法について
・誤差について
<4>利用率と非利用者の意向
1.認知度と利用率
・動画配信サービスの認知度・知っているサービス名
・動画配信サービスの利用率
2.非利用者の意向
・非利用者の有料動画配信サービス利用意向
・視聴したいジャンル
・有料の動画配信サービスを利用したくない理由
・有料動画配信サービスを利用するようになるための条件
3.TVerの認知度と利用率
<5>有料動画配信サービス利用者の利用状況
1.利用概況
・有料動画配信サービスの視聴環境
・利用している有料の動画配信サービス
・最も利用している有料動画配信サービス
・有料動画配信サービスでよく視聴するジャンル
・有料動画配信サービスを利用する場所
・有料動画配信サービスの視聴頻度
・有料動画配信サービスの平均視聴時間
・有料動画配信サービスの平均視聴話数(コンテンツ数)
・有料動画配信サービスの1回あたりの平均視聴時間
・有料動画配信サービスの利用時間帯
・利用する動画配信サービスの料金体系
・有料動画配信サービスの平均利用金額(料金形態別)
・有料動画配信サービスの平均利用金額(合計)
2.評価と不満点
・有料動画配信サービスに対する満足度
・有料動画配信サービスを利用し始めたきっかけや理由
・有料動画配信サービスへの不満点
・メインで利用するサービスの変更経験
・利用する定額制サービスの変更理由
3.動画配信サービスによるライフスタイルへの影響
・以前と比較した有料動画配信サービスの利用機会の変化
・有料動画配信サービスで望ましいと思う1話あたりの時間
・有料動画配信サービスの利用のために減らした時間
・有料動画配信サービスの利用によるメディア購入や視聴の変化
・有料動画視聴後の関連ビジネスの視聴や購入経験
・広告モデルへの意向
・表示されても良いと思う広告
・4K配信への興味関心
■発行年月■
2016年6月