火~金、3泊4日で北アルプス縦走の予定だった。

初日、2日目はクライマーの友人夫婦と3人で。3日目4日目は単独で。

普段は単独で登ることが多く、登山口まで車で行くため、必ず登り始めた所に戻らなくてはならない。

今回は友人の車で行くため縦走が可能になった。(友人夫婦は、そのままUターンして戻る)

綿密に計画を立てたものの、テント、寝袋、4日分の食料、アイゼンやビーコン等の道具…数十キロを背負った苦行を楽しみにしていた。

ベテラン登山家から見たら、無茶な計画…今回ばかりは遺書を書いていこうと思ったくらい(笑)

が、先週から腰と首が痛みだし、整形外科に。腕と脚に痺れがあり、立っているだけで激しい痛み。

この山のために5月は仕事を詰めていただけに…無念。

これで登山客の減りだす晩秋まで山はお休み。キャンプ、トレッキング、沢登りで茶を濁すか…。

しかし

どこもかしこも日曜パパが張り切って、隣のテントまで数十センチみたいなキャンプは、キャンプとは呼べず。

爺さん婆さんがうじゃうじゃいる山道を登る気にもなれず。

休み作って海外にでも行くか…。

今は、寝ても覚めても山のことばかり。

山は、日頃の下界での生活の価値観を覆してくれる。

せっかく生まれたのに、この感覚を知らずして死んでいく人が可哀想で仕方ない(笑)