前回の更新が3/31だから、半年以上ぶりの更新です。(*^。^*)
昨日、初の出張ボーンカービングワークショップを行ってきました。
「ずっとやりたかったけどこの辺でやれるところがなくて。。。」
「骨まで仕入れたけど、どうやっていいんだかわからなくて。。。。。」
て、言ってくれた方から、中には80歳の女性の方まで、本当に沢山の方に参加していただき感謝です。
いろいろ反省することや、刺激を受けたこと、沢山の収穫がありました。
また、ある思いがより一層強くなりました。
ここ何カ月かの間で、ハワイのウクレレビルダーさん・ハワイのダンサーさん、ハワイのミュージシャン
の方たちで直接お会いして、話が出来る機会がありました。
いずれの方もその世界では「超」が付くほど有名な方たちなのですが、話をしている中である共通点がありました。
それはいずれの方も、趣味で「ボーンカービング」をやっていることでした。
お互いの話をしていると、「ここの削り方難しいよね!」とか「紐の編み方途中で分からなくなっちゃうんだうよ(笑)」とか
ウクレレやフラや音楽の話よりもそちらの話で異常に盛り上がりました(^O^)/
(自分がウクレレもフラも音楽もやらないので当たり前なのですが。。。。)
その時、ちょっと例えが違うかもしれないけど、日本人がだれでも一つぐらいは折り紙が折れる感覚なのかな???
と。鶴ぐらいなら、奴ぐらいなら、みたいな感覚でシンプルなフックなら、トキなら。。。。
フラのワークショップを受けると、うちに帰ってからも不格好でも練習することが出来る。
ウクレレのワークショップを受けると、自分のウクレレがあればぎこちないかもしれないけど練習することが出来る。
レイメイキングのワークショップを受けると、同じお花が手に入れば多少歪んでいようと練習することが出来る。
でも。。。。。
ボーンカービングのワークショップを受けても、例え道具や材料が手に入ったところでうちでは作品を作れない。。。。。
それは、大事なところは全て先生がやってしまうから。。。。
デザインを書き、骨から切り出し、大まかな形を作り、紐を編み、紐や留め具を付けてしまう。
生徒はただ渡されたボーンを削るだけ。。。。
当然一からやるには相当な時間がかかってしまうので一日では難しいのですが。。。。
ボーンカービングをフラやウクレレのようにカルチャーとして日本人に(少なくともハワイに携わっている人達にだけでも)
浸透させるには、道具と材料がそろえばうちでもやれるようにしないと無理だと思う。
フラを習い、その魅力に取りつかれ、中から「アラカイ」を目指し精進する人がいる。
ウクレレを習い、その魅力に取りつかれ、中から「ミュージシャン」を目指し精進する人がいる。
レイメイキングを習い、その魅力に取りつかれ、中から「インストラクター」を目指し精進する人がいる。
最初は軽い気持であったかもしれないが、その中から「プロ」を目指す人が必ず出てくる。
ボーンカービングももっと門戸を開き、その中から凄腕の「カーバー」を目指す人が出てくることが望ましいと思う。
自分はとても有り難い事に、すばらしい師匠と出会うことが出来、快く一から教えていただくことが出来た。
すごくうれしくて、そこからの一日一日が楽しくて、人生自体も大きく変わることが出来た。
そんな思いや体験を一人でも多くの人に味わってもらいたい。。。
でも。。。。。
「お前ごときのすることじゃない!!」
と言われたら終わりなんだけどね(笑)