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「サマタ瞑想」

数か月に渡り…と言いますか、ずっとひたすら瞑想・瞑想と

言い続けてきましたが…

今月はその瞑想の種類についてお話していこうと思います。

 

瞑想の分類方法はどの角度でお話するのかにもよりいろいろありますが

まず、2つに分けてお話できたらと思います。

今日はそのひとつ。「サマタ瞑想」について。

 

「サマタ瞑想」とは

様々な手法を用いながら「何か一つに集中する」ことをひたすら実践していきます。

 

例えば

・呼吸瞑想(ブラーマリーなど呼吸へ意識を向ける瞑想)

・マントラ瞑想(シンプルで言えばOMなどひたすらマントラを唱える)

・数息観(呼吸をカウントする瞑想)

・トラタク瞑想(キャンドルの炎を見つめる)

 

定めた何かから注意をそらすことなく集中を高めていく。

また思考に巻き込まれても、その対象に集中を戻していくことを

ひたすら繰り返し行っていきます。

 

以前お話しましたが、ヨガの語源は「ユジュ」=馬や牛を繋ぐ”くびき”のことで

心や思考のさまよいを鎮めていくという大きな意味があります。

 

サマタ瞑想を実践することで、心が不安定になる未来への不安や過去への反芻が消え

「今この瞬間」に留まることができるようになります。

 

脳科学的にも

幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌され、幸福感が高まったり

左前頭前野が活性化することで免疫力がアップしたり

大脳辺縁系の一部の働きを抑制することでストレスを抑制する効果があったり

何度も反復して行うことで集中し続ける集中力も高まるので

何か行う時の作業効率や生産性が上がります。

以前お話しました扁桃体の働きも抑制されるので感情のコントロールもしやすくなります!

これまた以前お話しましたデフォルトモードネットワークが抑制され脳が休まります。

 

などなど…たくさんの素敵な効果が期待できるのです。

 

が…同時にもうひとつの「ヴィパサナ瞑想」を取り入れることが

平和な世を創るような気がしております。(ちょっと?だいぶ大げさですが。)

 

そのヴィパサナ瞑想のお話はまた来月にさせて頂きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

「EQとIQ」

「EQとIQ」

 

先月のコラムでは「扁桃体」についてお話しましたが

この「扁桃体」を上手くコントロールすることは

近年重要視されている「EQ」を高める為にもとっても有効なのです。

 

よく頭の良い人を指す指標でIQという言葉を耳にするかと思いますが

これはIntelligence Quotient(知能指数)のことです。

それとは別に近年EQを高める為の研修プログラムを世界の名立たる企業が取り入れていて

このEQとはEmotional Intelligence Quotient(心の知能指数)を表します。

 

パソコンに例えるとEQはWindowsやMacなどのOS、

IQはその中にあるアプリケーションを指します。

どんなに性能の高いアプリケーションがパソコンに入っていたとしても

土台となるものが効果的に機能していなければその力を存分に発揮することはできません。

 

このEQに着目した先駆けはグーグル社で元社員のチャディーメンタンさん。

元々はエンジニアでありながら「EQの向上」を目的とし「サーチ インサイド ユアセルフ」という

プログラムを開発しました。

 

この中身はほぼほぼ「瞑想」(マインドフルネス)。

 

IQは生まれつきの要素が大きく、特に大人になって向上させることはなかなか難しいものがありますが

このEQは先天的な個人差はあるものの、瞑想を中心としたトレーニングによって

向上させることができるとエンジニアらしくしっかりとした根拠と共に説き、研修プログラムを考案したのです。

 

瞑想を続けると…扁桃体の働きにブレーキがかかり、イライラやストレスが軽減される。

前頭前野が活性化され、集中力が増し、効率的に仕事ができるようになる。

感情面でも落ち着き、コミュニケーション能力が向上する=共感力も上がり、チームワークや

リーダーシップ能力も向上する

更に仕事等の生産性が上がる

感情的な判断をすることなく、論理的に物事を捉えることができるようになる

海馬も活性化され、記憶力もUp … etc

 

良いことずくしですね(笑)

 

身体を運動で鍛えるように、心は瞑想で鍛え

IQはもうどうにもならなくとも、EQを上げることで人生のQOL(クオリティ オブ ライフ)

を向上させていくことができるのです!

EQを向上させようとする取り組みはうつ病などの精神的な不具合も遠ざけてくれると

実感しています。

 

そんな魔法の様な瞑想を地道に深めつつ、引き続き皆様とシェアしていけたらと

思っております。

 

「扁桃体」(へんとうたい)について

今月は脳の「扁桃体」(へんとうたい)についてお話してみようかと思います。

 

先月お話しました「海馬」の近くに位置する「扁桃体」

脳にある神経細胞の集まりでアーモンドの様な形をしているので

扁桃(アーモンドの和名)がつけられています。

ここは私たちの感情をコントロールする上でとってもとっても重要な場所。

 

例えば大嫌いな虫が目の前に現れた時…

頭で「○○だ!」と認識するよりも早くこの「扁桃体」が反応して

ストレスホルモンを分泌し、血圧や心拍数を上げたり、手足の震えや発汗等を

促します。そして恐怖や不安などの感情を湧きおこし、危険を回避し命を守ろうと

するのです。

 

危険や不安、恐怖を感じると、このように扁桃体がいち早く反応し、身体にサインを送りますが

安全!と判断されると2ヶ月前にコラムで触れました「前頭前野」がブレーキを

かけてくれ身体や心の反応を静めてくれるのです。

 

この「扁桃体=アクセル」と「前頭前野=ブレーキ」が上手く作用してくれていると良いのですが

ストレスがたまりすぎると扁桃体が過剰に刺激され続けこの「前頭前野」の働きが鈍くなり

上手くブレーキをかけられなくなってしまいます。

そうなれば悪循環で、イライラやピリピリモードが続き、身体への反応として

血圧が上がったり、頭痛や肩こりなどの緊張へと繋がってしまいます。

 

ちょっとしたことでイライラしたり、ついカッとなってしまったり…

そうなってしまっている自分に気付き更に自己嫌悪に陥ることもありますよね…

身体のこわばりもネガティブなマインドを更に助長してしまいます。

 

そんな時こそ、やっぱり瞑想が有効で

目を閉じ、皮膚の内側を静かに見渡し…

自分の中に沸き起こる感覚・感情をちょっと遠くの視点から客観的に眺めてあげて

 

「あ~疲れてストレスが溜まっているから前頭前野の働きが悪くなって

扁桃体が過剰に反応しちゃってるのね~」と自分にも他人にも思ってあげれたら

良いですよね~。

その行為だったり、言葉自体がその人の本質ではないと

自分にも他人にも思ってあげれる余裕があると、そこからの行動はだいぶ変わるハズ。

気持ちに余裕が生まれますし

対人関係でのストレスが軽減されるかと思います。

更に前々回のコラムにも書きましたが前頭前野の働きを活性化できるようなこと

を日常で意識的に取り組んでいただけると更に前頭前野を強化できて

ストレスに強い自分になれるかな~と思います。

 

うつやメンタルの不調の多くは、この「扁桃体」にあることが近年明らかになってきました。

脳の働きをちょっとでも理解して自分のご機嫌をとって頂けたらと思います。

 

先日のコラボクラス♪

陰ヨガのパートでは身体もですが、脳も完全にリラックスできましたよね~

 

そんな扁桃体の過剰反応を鎮め、前頭前野を活性化できるような

リラクゼーション効果を味わって頂けるよう講師一同励みつつ

レッスンにて皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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