上海租界と河向こう | 『上海グッド・オールド・デイズ』公式ブログ

上海租界と河向こう

こんばんは、美術監督の清水です♪


皆様、上海グッド・オールド・デイズ公式サイト
もうご覧いただけましたでしょうか?
トップであらすじを紹介しているのですが、こんな一文から始まります…

「むかしむかし、西洋列強の租界だった頃の、上海のお話。」


租界とは清国(後の中華民国)に置かれた外国人居留地のことです。
アヘン戦争に負けた清国が結ばされた不平等条約により、
国内各地に設けられました。


さて、上海GODに登場する上海租界は、
上海を西から東に流れる蘇州河の南側を中心に広がっていました。

蘇州河の南岸すぐには、アメリカ・イギリスによる共同租界。
その更に南にはフランス租界があります。
租界はお金持ちの西洋人達が発展させてきたため、
立ち並ぶ建物も西洋風の豪奢なものでした。

一方その反対側、蘇州河の北岸には
中国人の住む下層エリアや日本人街がありました。

蘇州河の北に貧しい中国人、南に豊かな外国人。

上海GODの主人公である中国人のデー一家は北側の住民。
昔は祖国の土地だった蘇州河の南を「河向こう」と呼び、
そこでの豊かな生活を夢見たのでした。


以上、清水によるざっくりした舞台背景トークでしたキラキラ

歴史背景をたどっていくときりが無いのですが、
上海GODは音楽劇、エンターテイメント!!
難しい事は考えすぎずに楽しんでいただけたらいいなと思っています好



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